【巨人】丸佳浩の“マル秘”新兵器を大解剖 バット、革手袋、スパイク、グラブ

打撃練習を前にバットを見つめ表情を引き締める丸(カメラ・泉 貫太)
打撃練習を前にバットを見つめ表情を引き締める丸(カメラ・泉 貫太)
丸佳浩のグラブ(カメラ・杉山 彰一)
丸佳浩のグラブ(カメラ・杉山 彰一)
今季から丸が使用するグラブの捕球面
今季から丸が使用するグラブの捕球面

 巨人・丸佳浩外野手(29)の19年シーズンで使用する“新装備”の全容が8日、明らかになった。

 14年からアドバイザリー契約を結ぶアシックス社から、バット、革手袋、スパイク、グラブの4種類で、最大限の要望が搭載された用具の提供を受け、新天地でのキャンプに臨んでいる。また宮崎キャンプ第2クール2日目では、屋外で初の特打を行った。1時間10分ほぼフルスイングを貫き、261スイングで20本のサク越えを披露した。

 注がれる大きな期待に結果で応えるために、丸は商売道具の改良に着手してキャンプに臨んでいた。この日、屋外で初特打を行い、約70分間ほぼノンストップでバットを振り込んだ。そのバットを握る上で欠かせない革手袋、足元を支えるスパイク、さらに守備で使用するグラブにもこだわりが詰まっていた。

 【バット】39本塁打&97打点をマークした昨年は34インチ(約86センチ)のものを使用したが、今季は「一番振り切れる長さ」という14年まで使用していた33・5インチ(約85センチ)に戻した。さらに初めて先端をくりぬく形状のものを使用。ポイントが少しグリップ寄りになり、操作性が向上することも期待できる。

 【革手袋】手汗で手袋と手に隙間ができ、滑りやすくなるため、以前は1試合で2セット使用し、さらに試合の合間にドライヤーで乾かしてもらい使用したこともあったという。そのため「ピッタリして素手感覚で使えるもの」を依頼していた。そこで昨年からは最もタイト気味に設計されたものに変更。細いだけでは疲れてしまうため、伸縮性に富んだ素材を使用することで、手にフィットする構造に。はめた時に丸が「今までと違う感覚!」と絶賛するなど、打撃を支える最大限のものが用意された。

 【スパイク】走攻守全てにおいて重要なアイテムにも、進化がある。昨年からエンゼルス・大谷と同様に、全面にミッドソールというクッション材が敷かれたものに。昨年よりも軽い素材で25グラムの軽量化に成功。かかとの刃の本数も3本から4本へと変更し、軸足で立っている時の安定感が抜群によくなったという。また現在は練習のみだが、刃がプラスチック素材のスタッドスパイクを使用。金具のスパイクよりも接地面も多く、地面についた時の衝撃が分散され、突き上げや疲労度が軽減する。昨季、右太もも裏を痛め約1か月離脱。今季フル出場を目指す丸はこの日もアップから守備練習まで全ての行程で使用した。

 【グラブ】中堅の守備を託される丸にとって、球際ギリギリのプレーは勝敗を左右するものになる。そのため、網の部分を強化。写真のようにグラブ本体に「T字」状の革をひもでくっつけるのが丸の網部分だが、昨年に比べ、Tの横棒部分の両端を若干、長くしてグラブ本体と重なるように設計した。実験では同じスピードの打球をグラブの同じ位置にぶつけた場合、以前ははじかれてしまった打球が、新グラブではしっかりとポケットに収まるなど、より指先でつかめる打球が増えてくるはず。ゴールデン・グラブ賞6回受賞の名手に、これで怖いものはない。

 丸がこだわりのアイテムとともにハイレベルなプレーを見せ、V奪回の使者となる。(後藤 亮太)

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