中日・福田永将選手会長(30)は6日、球団を挙げての問題となっている選手の直筆サインの転売防止を呼びかけた。「できるだけ多くの人にサインを書きたいと思っている。書きたくても書けない状況になりかねないし、やめて欲しい」と複雑な心情を明かした。
2日に松坂が沖縄・北谷球場で約1時間半のサイン会を開いたが、その直後にオークションサイトなどで直筆サイン入りユニホーム、色紙などの出品が多発。中日は4日夜に球団の公式サイトで「一部のファンの方で転売を目的とした選手へのサインを求める行為が見受けられています」と注意喚起を促していた。
球団関係者も「今後、健全なファンサービスを継続して行うために、ああいう措置を取りました」と説明しており、7日からの第2クールでも球団、選手は難しい対応に迫られそうだ。