キンメダイ、2キロ超!大きさも金メダル級…新島沖

新島沖で釣れた良型のキンメダイ(ほうえい丸で)
新島沖で釣れた良型のキンメダイ(ほうえい丸で)

 高級魚のキンメダイ。中でも伊豆諸島・新島沖でとれるものは「地キンメ」「トロキンメ」と呼ばれ、最高級のブランド魚だ。南伊豆・須崎港の報知指定新島沖・ほうえい丸では新島沖を狙い2キロオーバーのジャンボサイズを釣っている。数もトップで20尾超えと満足いく釣果を出している。キンメがズラズラと鈴なりで上がってくる様は、興奮ものだ。

 新島沖のキンメ釣りでは、朝の第1投は“浅場”を狙う。水深350メートル。それでも東京タワー(333メートル)のてっぺんから地上を狙うようなものだ。土屋佑二郎船長(37)の合図で順番に仕掛けを投入していく。仕掛けを入れてオモリが底に着くまで約5分。オモリが着底したら、糸フケをとって、キンメからの魚信を待つ。

 朝方はキンメ釣りのチャンスタイムだ。キンメのアタリは明確なので分かりやすい。土屋船長の合図で巻き上げ開始。10分ほどで海中に紅色の魚体が見えてくる。釣り人はほくほく顔でキンメを丁寧に取り込んでいく。新島沖で上がるキンメは「トロキンメ」や「地キンメ」と呼ばれるブランド魚。普段からキンメの値段は高いが、時には1キロあたり5000円以上の値がつく超高級魚だ。そんな魚が、ズラズラと鈴なりで上がってくるのだからたまらない。

 しかし、ほとんどの釣り人のお目当ては、2キロオーバーのジャンボサイズのキンメ。それが食ってくるのは、後半狙う水深450~500メートルの超深場だ。浅場ほど数釣りは狙えないものの、2キロオーバーが食ってくる。「まずは浅場でキンメを確保して、超深場で一発大型を狙うというのがいつものパターンです」と土屋船長は言う。

 新島沖の海域は、まだ水温が20度台とかなり高め。例年より3度ほど高く、「海は2か月遅れの状態」(土屋船長)だ。これによりうわ潮が速くなり、二枚潮になりやすい。キンメ釣りにとっては決していい状況ではない。しかし、ほうえい丸の乗合船では、このところ好釣果を上げている。1月27日に0・5~2・2キロ10~21尾、同30日には同サイズを7~25尾。「ほとんどが1キロオーバーなので、大漁と言っていいんじゃないですか」と土屋船長。キンメのほかにもクロムツやアコウと交じりものも高級魚ばかり。これから水温が例年並みに下がってくれば、釣りやすくなって、さらに好釣果が期待ができる。(高田 典孝)

 ◆めも キンメ釣りの近況、乗合船は須崎港ほうえい丸(TEL0558・22・1047。)。乗合船は予約制。午前4時40分出船。料金は氷付き1万9000円。餌は持参のこと。レンタルタックルあり。

 以下の船宿でもキンメを狙う乗合船が出る。

 千田港三喜丸(TEL0470・43・8293)

 あぶずり長三朗丸(TEL090・3349・4882)

 小坪港太郎丸(TEL0467・22・7662)

 早川港平安丸(TEL0465・22・0676)

 網代港森竜丸(TEL0557・68・1477)

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