笑福亭鶴瓶、殺人犯役で10年ぶり映画主演…「閉鎖病棟(仮)」

7キロ減量して撮影に臨んだ笑福亭鶴瓶
7キロ減量して撮影に臨んだ笑福亭鶴瓶
共演する小松菜奈
共演する小松菜奈

 落語家の笑福亭鶴瓶(67)が映画「閉鎖病棟(仮)」(平山秀幸監督、11月公開)で主演し、俳優の綾野剛(37)、女優の小松菜奈(22)と共演することが3日、分かった。現役の精神科医である帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)氏によるベストセラー小説が原作。精神科の閉鎖病棟を舞台にしたサスペンスだ。

 殺人の罪で死刑宣告されたが、執行が失敗し車いす生活を送る秀丸(笑福亭鶴瓶)、親族から疎まれ入院しているチュウさん(綾野)、不登校が原因で通院する女子高生・由紀(小松)は閉鎖病棟で親交を深めるが、秀丸が再び殺人事件を起こし、その真相が明かされていく。長野県の小諸高原病院の実際の病棟を用いてロケが行われたが、日本の劇映画で実際の精神科病棟が使われたのは史上初という。

 原作にほれ込んだ平山監督から直々に手紙でオファーを受けた鶴瓶は、「ディア・ドクター」以来10年ぶりの映画主演。撮影前の10日間で7キロ体重を落とし撮影に臨み「クランクイン前に脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でもセリフを言っていても、ぐっと詰まることが度々あります。人に優しい映画になると確信しています」と語る。

 実際の患者とも交流した綾野は「私はこの作品の中で、本当を見つけることを捨て、嘘(うそ)をつかないことを手に入れた。本当とは観念だ。うそをつかないとは心念だ。誰一人、自分にうそがない人たちの物語です。優しく強く抱きしめていただけたら」とコメント。小松も「共演者の方々とお芝居の化学反応を楽しみながら、日々挑戦しています」と語った。

 ◆実は演技派 鶴瓶は1980年代前後からコンスタントに映画出演し、存在感ある脇の演技が光っていたが、09年の「ディア・ドクター」(西川美和監督)で初主演し、ブルーリボン賞主演男優賞などを獲得している。また、女優の吉永小百合(73)主演作の常連でもあり「おとうと」「ふしぎな岬の物語」「北の桜守」などに出演。なお、綾野とは08年の「奈緒子」以来11年ぶりの共演となった。

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