【甲府】伊藤監督、開幕で激突の大宮相手に3バック隠し 練習試合で4バック試す

イレブンの動きに鋭い視線を送る伊藤監督(カメラ・西村 國継)
イレブンの動きに鋭い視線を送る伊藤監督(カメラ・西村 國継)

 J2ヴァンフォーレ甲府の伊藤彰監督(46)が2日、4日に予定している大宮との練習試合で、4バックを試すことを明言した。大宮は24日の開幕戦(アウェー)の相手。ヴァンフォーレは3バックが基本布陣だが、同監督は4バックも積極的に併用する方針。開幕の前哨戦に新布陣で臨むことで、情報戦で優位に立ち、開幕白星スタートにつなげる。

 伊藤監督が報道陣を前にはっきりと言い切った。「大宮戦ではベース(3バック)よりもオプション(4バック)をやるつもり」。腹のさぐり合いとなるであろう一戦。新しい布陣をテストすることで、大宮に対策を絞らせないということにもつながる。

 宮崎での2次キャンプ6日目のこの日、今季初めて4バックの練習を行った。4―3―3で組み立てや、ゴールへの向かい方など攻撃面での連携を確認した。「今日は攻撃面が主。まずはチャレンジすること。求めているものにはまだまだほど遠いけど」。3日に守備面を確認し、4日の練習試合に臨む。

 4バックは1月20日の清水桜が丘高との練習試合でもサプライズで試されたが、3バック布陣が染みついたイレブンへの“刺激”が主な目的だった。大宮戦でのテストは「去年から、自分が監督になった時から、大宮と試合を組んだ時から決めていました」と明かす。

 先月31日のFCソウル戦には大宮のスタッフが視察に訪れていた。3バックで外国人3トップを初テストした試合だった。今度の直接対決で4バックで手応えある試合ができれば、大宮の高木琢也監督(51)に迷いを生じさせ、情報戦で優位に立てる。

 昨季、4バック布陣は開幕2戦目の東京V戦(0△0)だけだった。勝ち星が伸びず3バック一本となったが「続けていればものになっていたと思う」と伊藤監督は振り返る。開幕戦まで3週間。既に戦いは始まっている。(西村 國継)

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