女優の松本穂香(21)と俳優の中川大志(20)が29日、都内で行われた「au 高杉くんシリーズ新CM発表会」に出席した。
同CMでは、神木隆之介(25)演じる何事にも意識を高く持って取り組む男子高校生「高杉くん」と、松本演じる同級生の「松本さん」、中川演じる幼なじみの「細杉(こますぎ)くん」が織り成すユーモラスな日常を描く。昨年1月の放送開始以来、人気を博している。
この日、2人はCM中の学生服姿で登壇。中川は「細杉くん」の独特なメガネとロン毛の超サラサラヘアで、初めて公の場となったが、「妙なソワソワ感がある」。自慢のヘアはかつらだが「昨晩しっかり、トリートメントしてきました」とアピールし、笑いを誘った。松本は「細杉くんは細かいですね」と笑みを浮かべた。
「第42回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞するなど多くの作品に引っ張りだこの中川は、「細杉くんという役柄をやるようになってから、今までやったどんなお仕事よりも好評いただき複雑。他の映画やドラマでは褒められたことがないのに、この役に関しては褒められることが多い。自分にとって代表作だと思っている。ますます気を引き締めて、細杉くんを演じたい」と語った。
イベントでは、新CMの中で披露したドラム演奏を実演。昨年公開された映画「坂道のアポロン」でドラム奏者役を演じ、その際に培ったというドラムテクニックに会場から拍手がわき上がった。中川は「細杉くんのギャップ萌えしてほしい」と呼び掛けた。続いて、ムチャぶりでドラムを叩くことになった松本は「まさか自分がドラムを叩くことになって、こんな気持ちでイベントを終えることになるとは思いませんでした」とはにかんだ。