担当記者が玉鷲から受けた衝撃のお説教

優勝インタビューで涙を流す玉鷲
優勝インタビューで涙を流す玉鷲

◆大相撲初場所 千秋楽 ○玉鷲(突き落とし)遠藤●(27日・両国国技館)

 今思い出しても衝撃的な言葉だった。17年春場所。不戦勝の感想を聞きに安易な気持ちで玉鷲に近づいた。「力士が30人いたら20人は君のことを嫌いだよ」。私をいじって取材を締めくくるのが“定番”でその時も顔は笑っていた。

 場所後の春巡業で真意が分かった。支度部屋で話を聞くと「質問が下手なんだよ。負けた時も良い部分を見つけてくれよ」。正座しながら聞いたお説教。武骨な印象を勝手に抱いていたが別の一面を垣間見た。

 ホテルマンを目指していただけあって、素顔は繊細で身だしなみの観察力も“ハンパない”力士だった。常にネクタイを着用してもダメ出しされた。「ジャケットを着ているのにショルダーバッグを下げている。バランスが悪い。俺に話を聞きたいなら髪をワックスで整えて来なさい」。よく見ているなと思いつつ「優勝したら言われた通りのスタイルにする」と言い返した。玉鷲関、ごめんなさい。おめでとう!(16~18年大相撲キャップ・網野 大一郎)

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