入場テーマでコールしやすい越中詩郎と橋本真也…金曜8時のプロレスコラム

1・30「侍祭り」をPRする越中詩郎(カメラ・橘田 あかり)
1・30「侍祭り」をPRする越中詩郎(カメラ・橘田 あかり)

 平成維震軍の越中詩郎(60)が30日に東京・後楽園ホールでデビュー40周年記念大会「侍祭り~平成最後の平成維震軍~」を開催する。平成維震軍の旗揚げ戦(オープニングマッチ、1994年11月13日・東京ベイNKホール)を取材した立場として、平成の最後を見届けないわけにはいかない。

 楽しみなのは、越中の入場シーンだ。テーマ曲「SAMURAI」に乗せて、観衆は「コッシナカ! コッシナカ!」とコールをとどろかせる。見事にテーマとマッチした大合唱だ。昨年8月21日の「PRO‐WRESTLING MASTERS」(後楽園ホール)のメインイベントで、これを久しぶりに体感したが、心の底から響き渡るコールだった。

 ここまで声援にマッチした入場テーマ曲はないと思う。強いて言うならば、橋本真也さんの「爆勝宣言」だろうか。「ハッシモト! ハッシモト!」。このコールはプロ野球・ロッテ時代の橋本将選手がテーマとともに踏襲したほど有名だが、橋本真也さんが亡くなってからは、あまり聞く機会がなくなった。

 テーマに合わせたコールは、他にあるだろうか。アントニオ猪木の「炎のファイター」は「イノキ、ボンバイエ! イノキ、ボンバイエ!」というイントロで始まるが、観客は合わせにくい。鈴木みのるの「風になれ」(中村あゆみ)の大合唱は、後楽園ホールを超えて東京ドーム級の大合唱になるが、この表題と同じクライマックスの歌詞にたどりつくまで、とにかく時間がかかりすぎるのだ。

 新しい所では、三冠ヘビー級王者の宮原健斗(29)が、テーマ曲「BREAK HEART」に乗って入場する際に、観衆に拍手と「ケント!」コールをおねだりするが、結局は「レフェリー、和田京平」というリングアナウンサーのコールとともに大合唱となる「キョーヘー!」のボルテージには及ばない。

 そう言えば、UWFインター時代の高田延彦が、使用した「POWER AND GLORY」(イングウェイ・マルムスティーン)は、曲中に「タッカッダ タッカッダ」というコールが入っていたが、観衆がそれに合わせてコールすることはなかった。やはり越中の「SAMURAI」は、つい「コッシナカ! コッシナカ!」とコールを合わせたくなる。30日は記者という立場上、大声を出して応援するわけにはいかないが、大越中コールを体感しに行きたいと思う。(酒井 隆之)

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