山形中央1年・高橋侑花「自分のレースに集中できた」リンクレコード初V…強風&雪も冷静

金メダルを手に笑顔の山形中央・高橋(カメラ・遠藤 洋之)
金メダルを手に笑顔の山形中央・高橋(カメラ・遠藤 洋之)
女子3000メートルの表彰台に上がった(左から)百瀬、小坂、福田
女子3000メートルの表彰台に上がった(左から)百瀬、小坂、福田
女子1000メートルを制した山形中央・高橋
女子1000メートルを制した山形中央・高橋
女子3000メートルを圧勝した山形中央・小坂
女子3000メートルを圧勝した山形中央・小坂

◆スケート・アイスホッケー全国高校選手権第3日(24日、福島・磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場ほか)

 女子1000メートルで高橋侑花(山形・山形中央1年)が1分23秒55のリンクレコードで初優勝。強風が吹き荒れる悪条件の中、追い風と向かい風で滑り方を使い分けて高校初タイトルを手にした。同3000メートルは1000メートルの前年女王・小坂凛(山形中央2年)が4分29秒13のリンクレコードで2位に7秒41もの差を付けて圧勝。同級生の福田琴音も4分36秒63で3位に入った。

 1年生とは思えない冷静な滑りで、ライバルと自然に打ち勝った。強烈な風と雪で練習時間帯には防護マットが吹き飛んだほどの厳しい条件だったが、高橋は「向かい風では重心を低く、追い風ではコーナーのバランスに注意した」。速さを維持して1000メートルを滑り抜け、1分23秒55のリンクレコード。先輩たちを抜き去っての高校女王に「自分のレースに集中できた」と満面の笑みを浮かべた。

 中学時代は中長距離中心で、1年時には3000メートルで日本一になった。強豪校が揃う長野県出身だが「いい先輩がたくさんいる」と山形中央への進学を選択。中学卒業時から高1の夏にかけ、両すねを故障。思うような練習ができない時期もあったが、復帰後は「今までになかった練習の質と量」をこなして成長。1月の全日本ジュニア選手権でも2位に入るなど、自信を深めて臨んだ舞台だった。

 今回制した1000メートルだけでなく3000メートルまでこなせるスタミナも兼ね備えており、将来性は十分だ。夢は「スケート選手のサポートができる仕事がしたい」と控えめだが、高校日本一となり「まずはジュニアの世代で活躍してから次を目指したい」と先を見据えた。(遠藤 洋之)

 ◆高橋 侑花(たかはし・ゆうか)2002年4月16日、長野・佐久市生まれ。16歳。中込小1年からスケートを始め、中込中1年時に全国中学大会3000メートル優勝。3年時の同大会は1500メートル3位、3000メートル2位。山形中央高では18年全日本ジュニア1000メートル2位、1500メートル8位。目標の選手は小坂凛(山形中央高)、高木美帆(日体大助手)。160センチ、51キロ。家族は両親と兄2人。

金メダルを手に笑顔の山形中央・高橋(カメラ・遠藤 洋之)
女子3000メートルの表彰台に上がった(左から)百瀬、小坂、福田
女子1000メートルを制した山形中央・高橋
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