引退した元関脇・豪風、金足農高の後輩、日本ハム・吉田輝星に「高い志を持って精進して」

引退会見で花束を手に笑顔を見せる豪風(奥左は成田直美夫人、手前右は長男・海知くん、同左は長女・稔音ちゃん)
引退会見で花束を手に笑顔を見せる豪風(奥左は成田直美夫人、手前右は長男・海知くん、同左は長女・稔音ちゃん)

 22日に現役を引退した元関脇・豪風の押尾川親方(39)が23日、都内のホテルで会見を行い、「素晴らしい時間を過ごさせてもらった」と笑顔で約17年の大相撲人生を振り返った。東十両12枚目の9日目に負け越しが決まり、「体力の限界、気力の限界」と引き際を決意した。

 中大から入門し02年夏場所で初土俵。以来、歴代8位の幕内通算1257回出場など学生相撲出身力士の先頭に立ってきた。思い出は、プロ最初の一番で安馬(後の横綱・日馬富士)から奪った白星と、09年九州場所で巨漢・把瑠都を破った相撲だという。

 郷土愛にあふれる性格そのままに、秋田・金足農高の後輩でプロ野球・日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手に対しても「強い気持ち、高い志を持って日々、精進してもらいたい」とエールを送った。今後は尾車部屋付き親方として「精神的、肉体的そして勝負にも強い力士を育てたい」と後進の指導にあたる。引退相撲は来年2月1日に両国国技館で予定している。

 ◆会場はホテル尾車親方に感謝 

 東京場所開催中の引退会見は両国国技館内が多いが、師匠・尾車親方(元大関・琴風)は39歳まで現役を続けた元豪風・押尾川親方の功績をたたえ、墨田区内のホテルの大広間を借り切った。壇上には、こだわりの金びょうぶ。テレビカメラ5台、地元・秋田の報道陣ら約60人が集まった。最高の花道を用意してもらった元弟子は「本当にありがたい」と感謝。最後は家族4人での記念撮影に笑顔で応じていた。

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