【中日】根尾、首脳陣不在も衝撃の初フリー打撃 驚異の打率5割超え

根尾初フリーの安打性打球方向
根尾初フリーの安打性打球方向

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が20日、ナゴヤ球場室内で行われた合同自主トレでフリー打撃を初披露した。23スイング中、広角に打ち分け、安打性の打球が12本。与田監督ら首脳陣は不在だったが、“打率5割2分2厘”でアピールした根尾の打撃を中日担当の長尾記者が「見た」。

 約10分間の“ネオタイム”を見届けると、記者は思わずスポーツ報知の公式ツイッターに「スイング、打球のスピードがすごい」とつぶやいた。金属バットではなく、まだ慣れない木製バットで「バーン」と球がつぶれるような音が響いた。

 新人合同自主トレが7日に始まってから、根尾が初めてフリー打撃を行った。23スイングのうち、辛めに見積もっても12本の安打性の打球が広角に打ち分けられた。「良くなかった点がもちろん多い。言い出したらきりがない」と反省の言葉を並べたが「いい感覚の(打球も)もありました」とも振り返った。

 2スイング目は、打撃投手を務めた赤田ブルペン捕手が尻もちをつくほど強烈なワンバウンドの打球だった。防球ネットスレスレで直撃は免れた。同ブルペン捕手は「投げてみて力強さを感じた。芯に当てるのが上手。初めてであれだけ振れていれば十分」とさらなる上昇を見込んだ。記者の近くには小林正人広報もいた。中日での現役時代、巨人・阿部に「顔も見たくない」と言わしめた元左腕投手は「すごい。力強い」と仕事を忘れるほど見入っていた。

 根尾なりの試行錯誤も垣間見えた。用具提供を受けるゼット社が用意した2種類のバットを途中で替えながら感触を確かめた。担当者が持参したサンプル10本から選んだもの。ここまで主に使用したのは日本ハムの7年目内野手・森本が使用する33インチ、910~920グラムの中距離打者向きのモデル。もう1本はイチロータイプの33・5インチ、重さは880~890グラムとやや軽め。「(高校時代と)変わらなければいけない」と成長には変化もいとわない。

 この日、打撃練習が室内で行われたのは予定通りだったが、雨のためファンの球場開放は中止された。早く青空の下、根尾の破壊的な打球音を聞きたい。(長尾 隆広)

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