森下卓九段、長男・大地がNHKドラマで親子初共演 息子の成長に喜び

将棋盤を前に笑顔を見せる森下卓九段(左)と森下大地の親子(カメラ・小泉 洋樹)
将棋盤を前に笑顔を見せる森下卓九段(左)と森下大地の親子(カメラ・小泉 洋樹)

 将棋の森下卓(たく)九段(52)と、長男で俳優の森下大地(20)が、玉木宏(39)主演のNHK BSプレミアム「盤上のアルファ~約束の将棋~」(2月3日スタート、日曜・後10時)で親子初共演することが15日、分かった。

 卓九段は、何度もタイトル戦に顔を出す実力者の棋士・水上九段役。大地は父の背中を追い、プロ棋士を目指す息子・哲也役。卓九段が息子のフィールドに飛び込み、実生活と同じ親子役を演じる。

 原作は塩田武士氏の小説。水上家を訪れた新聞社の将棋担当記者・秋葉(玉木)から、親子で将棋を指している様子を取材されるシーンを撮影した。

 卓九段はNHK「煙が目にしみる」(1981年、川谷拓三主演)にエキストラ出演したことがあるが、本格的な演技は未体験の領域。セリフもひと言あるが、集中力と勝負強さを発揮し、「ぶっつけ本番」で難なくこなした。「盤を前にしたら、それなりの心境になれました。長考のシーンは(永世棋聖の)米長邦雄先生のポーズを拝借させていただき、助けられました」と安堵(あんど)した。

 大地の仕事面で口出ししたことはないが、「将棋の世界も厳しいですが、芸能界も厳しい」とポロリ。「将棋は自己責任ですが、撮影は自分のつまずき、ミスが多くの人に影響を与える。精神的にしんどい。繰り返しの撮影は、根気がいるなと感じました」。過酷な世界に身を置く息子の成長と頑張りに目を細めた。

 大地は、幼少期に集会所で囲碁と将棋を覚えたが、卓九段と囲碁はしても、将棋はしてこなかった。中学時代、両親に内緒で芸能事務所のオーディションに応募して合格。自らの意思で役者に進む道を選んだ。

 親子共演について、「そこまで違和感はなかった。日常では起きないことなので楽しかった」と淡々。それでも「(将棋を指す姿を)初めて見たけど、プロは違うな…って。練習したけど、どれだけマネしてもできない」と、父の偉大さを肌で感じていた。来月17日の第3回で放送される。

 ◆「盤上のアルファ~約束の将棋~」 俺様的な性格が災いし、花形の社会部から文化部の将棋担当に異動させられた新聞記者(玉木)と、年齢制限で阻まれていたプロ棋士(四段以上)を目指し、特例で三段リーグ編入試験を受けようとする真田(上地雄輔)。復活を目指す2人の男と、彼らを愛する人たちの間で繰り広げられる人間ドラマを描く。全4回。

 ◆森下 大地(もりした・だいち)1998年4月22日、東京都生まれ。20歳。小学時代はサッカー、中学時代は陸上部(1年で退部)。現在、大学2年生。2014年日テレ系「金田一少年の事件簿N(neo)」で俳優デビュー。15年フジテレビ系「残念な夫。」、同局系「ブスと野獣」に出演。17年「君の膵臓をたべたい」で映画初出演。趣味はバイオリン、合気道、水泳。特技は囲碁、将棋。身長177センチ。血液型B。

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