伊藤有希、“ホームグラウンド”大倉山で浮上のきっかけ今季自己最高6位

◆W杯ジャンプ女子 札幌大会第1日(12日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)

 個人第6戦が行われ、総合ポイント15位につける伊藤有希(24)=土屋ホーム=は111・5メートル、122・5メートルを飛び、合計178・2点で今季自己最高の6位。“ホームグラウンド”で浮上のきっかけをつかんだ。前日の予選で2位だった高梨沙羅(22)=クラレ=は11位。13日も大倉山で個人第7戦が行われる。

 ようやく光が見えた。伊藤は1回目の111・5メートルから、2回目は122・5メートルと記録を伸ばした。「スタートを待たされたことで下からの大声援が聞こえてきた。アプローチの滑りも良かった」。表彰台は逃したが、リレハンメル大会の9位を上回る今季自己最高位に言葉が弾んだ。

 平昌五輪を終え、昨夏からスキー板を競技開始時から親しんできたオーストリア製からドイツ製に変えた。長さは同じでも「空中でより浮力を感じられる」(伊藤)のが理由だった。地の利がある大倉山のラージヒル。今季6戦目で新相棒と確かな手応えをつかみ、「この成績だけど、助けてもらっている」と笑った。

 W杯ポイント40点を加算し、個人総合15位から12位に浮上した。「これをきっかけにしたい。今日越えられなかったK点も越えたい」と伊藤。17年以来となる札幌での表彰台で、完全復活を飾る。(川上 大志)

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