羽生結弦、現役続行を表明 4回転半へ強い思い

羽生結弦
羽生結弦

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を達成した羽生結弦(24)=ANA=が11日、来季現役続行を表明した。都内で行われたテレビ朝日ビッグスポーツ賞の表彰式に、拠点のカナダ・トロントでリハビリ中の羽生はVTRで出演し「来季こそGPシリーズを通して優勝を目指したい」とコメント。来季直筆目標を「4A込みのパーフェクトパッケージ」と記した。

 映し出された羽生直筆の目標には、来季への強い思いがみなぎっていた。「来シーズンは4A込みのパーフェクトパッケージを目指します」。初めて今後の進退について明言。世界で成功者がいない4回転半ジャンプ(4回転アクセル)の成功だけではない。夢の大技を決めたうえでの、完璧な演目を作り上げていく。

 今季はGPシリーズでフィンランド大会、ロシア杯と連勝したが、11月のロシア杯のフリー当日の公式練習で右足首を負傷。12月のGPファイナル、全日本選手権は欠場した。ビデオメッセージで「今シーズンはいい演技が出来始めていましたがロシアでけがをしてしまった。来季こそGPシリーズを通して優勝を目指したいと思います」とコメント。日本男子最多の10勝を誇るGPシリーズで、来季も勝利を積み重ねていく。

 平昌五輪で金メダルを手にし「取るべきものを取ったし、やるべきこともやった」と達成感を口にした。今季開幕前には4回転アクセルの成功とスケートを楽しむことをテーマに掲げた。しかし、昨年9月の初戦、オータム・クラシックを機に、らしさを取り戻した。「ちょっと抜けていた気持ちの部分が、また自分の中にともった。勝たなきゃ意味がない」。4回転アクセルに加え、勝利へのモチベーションが再び羽生の中に宿った。

 3月の世界選手権(さいたま市)へ、既に氷上での練習を再開。午前に行われた日本スポーツ賞の表彰式にもVTRで出演し「まずは治療とリハビリを続け、一日でも早くみなさんの応援の気持ちを受け止められる状態に戻し、日々過ごして行きます」。大きな故障に見舞われた今季は、4回転アクセルを組み込んでいない。4か月ぶりの実戦となる世界選手権を制し、新しいシーズンを迎える。

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