【阪神】ドラフト候補を直接チェックだ 2軍が今春、目玉擁する社会人・大学と交流戦

阪神矢野監督
阪神矢野監督

 阪神2軍が、今秋のドラフト候補を擁する社会人、大学と、立て続けにプロアマ交流戦を行うことが9日、分かった。ドラフト上位候補の最速148キロ左腕・河野竜生投手(20)が所属するJFE西日本と4月4日に対戦。最速152キロ右腕・村西良太投手(3年)らプロ注目トリオのいる近大とは3月7日、同じくプロ注目トリオのいる大商大とは同15日に対戦する。将来性豊かな金の卵を自軍の若手との真剣勝負で直接チェックし、実りの秋につなげる。

 今秋のドラフトへ向け、阪神が春先から有望株のチェックを本格化させる。最大の注目はJFE西日本の河野だ。鳴門高(徳島)では1年夏から3年連続で夏の甲子園に出場。昨秋の日本選手権では3試合に先発し、準優勝に貢献した。合計27イニングで1失点に抑え、敢闘賞も受賞。ただでさえ貴重な左腕だが、今年は高校生から大学、社会人まで全体で候補が少なく、人気が集中する可能性もある。20歳という年齢も魅力だ。

 7日に広島・福山市内で始動した際には、河野自身も「個人的には(ドラフト)上位で行きたい」と意気込んだ。若虎とのガチンコ対決は願ってもないチャンス。JFE西日本には最速145キロ左腕の中川一斗投手(23)もおり、格好のテストマッチとなるのは間違いない。

 近大にはドラフト候補の3年生トリオが所属。スリークオーター気味のフォームで最速152キロを誇る村西は、昨年も阪神2軍戦に登板した。この日、奈良県内の近大グラウンドで始動し、「もちろんプロには行きたい。ドラフトにかかるように頑張りたい」と気合をのぞかせた。さらに、谷川刀麻外野手と中川智裕内野手もプロ注目の存在。大商大も大西広樹投手、橋本侑樹投手、小野寺暖外野手(いずれも3年)と、ドラフト候補生が並ぶ。

 阪神は昨年9月、大阪ガスとプロアマ交流戦で対戦。外れ外れの1位とはいえ、同社に所属していた近本を、ドラフト最上位で指名した。即戦力を獲得するためにスカウトだけでなく、2軍首脳陣の視点も活用しながら有望な大学生、社会人を見極めていく。

 ◆河野 竜生(かわの・りゅうせい)1998年5月30日、徳島・鳴門市生まれ。20歳。林崎小1年時に「林崎スポーツ少年団」で野球を始める。鳴門市第二中では軟式野球部に所属。鳴門高では1年夏からベンチ入りし、3年連続で夏の甲子園に出場。3年時に8強。JFE西日本では2017、18年に補強選手として都市対抗野球に出場。昨秋初めて社会人日本代表入り。球種はスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ。174センチ、82キロ。左投左打。

 ◆村西 良太(むらにし・りょうた)1997年6月6日、兵庫・淡路市生まれ。21歳。佐野小3年時に「佐野ドルフィンズ」で野球を始める。津名中では「アイランドホークス」でプレー。津名高では1年秋からベンチ入り。近大では1年秋からリーグ戦に出場。球種はスプリット、カーブ、スライダー。173センチ、73キロ。右投左打。

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