稀勢の里「いよいよ」難敵ズラリ運命の初場所へ…9日・二所ノ関一門連合稽古

奉納土俵入りを披露する稀勢の里(太刀持ちは松鳳山=カメラ・中島 傑)
奉納土俵入りを披露する稀勢の里(太刀持ちは松鳳山=カメラ・中島 傑)
奉納土俵入りの行われる明治神宮には大勢の観衆が集まった
奉納土俵入りの行われる明治神宮には大勢の観衆が集まった

 大相撲初場所(13日初日・両国国技館)で再び進退を懸ける横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が8日、東京・明治神宮で白鵬(宮城野)、鶴竜(井筒)の両横綱とともに、新年恒例の奉納土俵入りに参加した。2000人の観客から「期待しているぞ」と大きな拍手を浴び、「いよいよ始まる。お客さんの前で(土俵入りを)やるのはうれしいことですし、気持ち良かった」と、気合を入れ直した。

 7日の横綱審議委員会による稽古総見では鶴竜、大関・豪栄道(境川)と3勝3敗。左太ももを俵に強打したこともあって精彩を欠いた内容に、周囲からは調整遅れを心配する声も上がっていた。それでも「順調にきている。(左太ももは)問題ない」と、あくまで前向きだ。この日の朝稽古は報道陣非公開で行われ、部屋関係者によると、弟弟子の大関・高安と相撲は取らず、基本運動で汗を流した。

 9日には初場所を占う二所ノ関一門の連合稽古が控える。昨年11月の九州場所を制した関脇・貴景勝(千賀ノ浦)、幕内・逸ノ城(湊)ら難敵ぞろい。稀勢の里は「しっかり自分の強い形を出して稽古をやっていく。一日一日集中して、いい初場所にしたい」と、最後まで強気の姿勢を貫いた。(小沼 春彦)

奉納土俵入りを披露する稀勢の里(太刀持ちは松鳳山=カメラ・中島 傑)
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