吉田麻也、引退・中沢の「今でも見えない背中を追い続けている」アジア杯2度目Vへ決意

公式練習で最終調整する吉田(右)ら日本代表イレブンの(左から)酒井、佐々木、大迫(カメラ・竜田 卓)
公式練習で最終調整する吉田(右)ら日本代表イレブンの(左から)酒井、佐々木、大迫(カメラ・竜田 卓)
中沢佑二と吉田麻也の比較
中沢佑二と吉田麻也の比較

◆アジア杯1次リーグ第1戦 日本―トルクメニスタン(9日、アル・ナヒヤーンスタジアム)

 日本代表は9日、アジア杯1次リーグ初戦トルクメニスタン戦に臨む。8日は試合会場のアル・ナヒヤーンスタジアムで公式会見と前日練習を行った。会見に出席したDF吉田麻也(30)=サウサンプトン=は、この日、引退を発表したDF中沢佑二(40)=横浜M=に関して「今でも見えない背中を追い続けている」と中沢に肩を並べる2度目のアジア杯制覇を目指す決意を語った。

 追いかけてきた2人の節目に向き合い、吉田の吐く言葉に力がこもった。目標を「タイトル」と断言。「アジアで勝たなければいけない期待の中で戦うのは、また違ったプレッシャーになる。その中で優勝できるのか。次のW杯で結果を残すためのベースとなる部分をつくり上げる」と語った。

 トルクメニスタン戦を翌日に控えたタイミングで楢崎と中沢が引退を発表した。楢崎は名古屋時代の大先輩で「憧れだった」と告白。中沢とは同時期に代表でプレーすることはなかったが、同じセンターバックとして目標の選手だった。「代表で同じ22番を引き継いで、ずっと背中を追いかけてきた。今でも正直、見えない背中を追いかけている感覚」と明かした。

 中沢の代表戦出場110試合(17得点)に対し、自身は89試合(10得点)。「もちろん試合数、ゴール数もそう。中沢選手にまだまだ追いつけていない」。数字だけを見ても過程にいることは分かっているが、引退しても目標のままだ。今回のアジア杯で優勝すれば、2度優勝(00、04年)している大先輩に肩を並べられる。

 「プレッシャーの中に身を置くことが、若い選手の成長につながる。こういうプレッシャーに勝てないと次のステップは踏めないぞ、と。だから僕はあえて期待という言葉を多く使っている」。ただ勝つだけではなく、乗り越え成長しながら頂点を目指す。大先輩2人のように、吉田は日本の重しとなって、難しい戦いが続くアジア杯で落ち着きをもたらす。(内田 知宏)

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