3億円マグロ釣った幸運漁師・藤枝さん「ケタ間違ったのかと…。漁船修理したい」

 昨年10月に東京・築地市場から移転した豊洲市場で初めてとなる「初競り」が5日に開かれ、278キロの青森県大間産クロマグロが3億3360万円(1キロあたり120万円)で落札された。競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」。東京の中央卸売市場で記録が残る1999年以降の最高額で、これまでの記録だった13年の1億5540万円の2倍、2億円近くも更新する超ご祝儀価格となった。

 初競りで3億3360万円の最高値をつけた278キロのクロマグロを釣った青森県大間町の漁師・藤枝亮一さん(64)が5日、スポーツ報知の取材に応じ、「地元の仲卸業者から落札を知らされましたが、3億と聞いて、ケタを間違ったのか、と思いました。驚いてます」と喜びを語った。

 藤枝さんは漁師歴19年でマグロ一本釣り漁船「第28光明丸」の船長。3日午後5時すぎ、はえ縄漁船も含め、50~60隻が津軽海峡に向けて出漁した。船には親戚の男性と2人で同乗。藤枝さんは船を操縦していた。4日午前4時前、竜飛崎沖の津軽海峡で「かかったぞ!」と大きな声が聞こえてきた。協力して釣り上げようとしたが「海の底に針がかかったようになかなか動かなかった」と明かす。「昼間ならこのクラスを釣ったことはありますが、釣り上げてみて大きくてビックリしました。命懸けで釣ったマグロなので大事に味わってほしい」と語った。

 今年初めての一本釣りで大魚を引き上げる幸運に恵まれた藤枝さん。税金を引かれても1億円以上の金額を手にする可能性がある。使い道については「漁船を修理したり、新しい設備をつけたいですね」と話した。この日は自宅に戻り、温泉につかって一休み。午後10時に再び出漁。さらに大きなマグロを狙う。

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