マリナーズ決定の菊池雄星の父・雄治さんがエール「やっと来たね」09年涙のNPB表明「葛藤あったと思う」

菊池雄星
菊池雄星

 マリナーズは2日(日本時間3日)、西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた菊池雄星投手(27)の獲得を発表した。

 契約年数は4年で、3日(同4日)に入団会見が開かれる。背番号は菊池が西武で着けていた16か、マ軍で昨季まで岩隈(現巨人)が着けていた18が濃厚。西武球団を通じ「契約させていただいたことを本当にうれしく思います。活躍している姿をお見せできるように精進してまいります」とコメントした息子に対し、父・雄治さん(59)がエールを送った。

 「9年待って、10年目に行けるねと。ここまでけがとか乗り越えて、やっと来たね、良かったなという思い」と雄治さんは喜びをかみしめた。

 幼い頃から活発な少年だった。野球、水泳、器械体操、バレーボールなど多い時で8つの習い事をしていたが、試合で負けた時に泣いていたのは野球だけだったという。最終的に一本に絞った野球で、一流の選手へと成長を遂げた。

 2009年のドラフト前には、MLB挑戦か日本球団かで揺れ、MLB8球団を含む20球団と面談した末に日本に残ることを決断。雄治さんは当時を「『日本がいいよ』という人が、ほとんどだった。でも本人はメジャーに行きたいと言う。いろんな葛藤があったと思う。すごくフラストレーションもたまっていたと思う。親からすると、最後は本人が決めないといけないと、口出しはしなかった」と振り返る。

 涙を流した進路表明会見から9年。息子は一度封印した夢をようやく実現させた。雄治さんは優しいまなざしで「海を渡って心機一転、頑張るんだという覚悟がいろいろな発言から見える。精いっぱい頑張ってほしい」と期待をかけた。

野球

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請