走りまくる中村勘九郎、しゃべり続ける阿部サダヲ…「いだてん」6日スタート(上)

「いだてん~東京オリムピック噺~」で金栗四三役を演じる中村勘九郎(カメラ・関口 俊明)
「いだてん~東京オリムピック噺~」で金栗四三役を演じる中村勘九郎(カメラ・関口 俊明)
笑顔でポーズを取る勘九郎(左)と阿部サダヲ
笑顔でポーズを取る勘九郎(左)と阿部サダヲ

 6日にスタートするNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜・後8時、全47話)を全3回の連載で紹介する。初回は19年ぶりの主演リレーとなる中村勘九郎(37)、阿部サダヲ(48)。前半で日本初の五輪マラソン選手・金栗四三(かなくり・しそう)を演じる勘九郎、後半で1964年の東京五輪実現に尽力した新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる阿部が、今作に懸ける思いを語った。(土屋 孝裕)

 東京オリパラを控えた今年の大河の主役は「日本で初めて五輪に参加した男」と「日本に五輪を呼んだ男」。日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から、64年の東京大会までの50年間を、宮藤官九郎氏の脚本で描く。

 勘九郎演じる金栗は、タイトルのいだてん(足の速い人)を体現した“日本マラソンの父”。初挑戦で世界記録を出し、12年の五輪に参加。箱根駅伝開催にも奔走した。勘九郎は「金栗さんはマラソンのことしか考えていない。一途(いちず)で真っすぐで、周囲が支えてくれる主役らしくない主役。神経質な役じゃないので楽しい」と笑った。

 役作りのため一昨年8月から週3ペースで8キロ走を行い、22%あった体脂肪率は一時9%に。誰が見ても分かるほど体を絞った。昨年4月、金栗さんの地元・熊本でクランクインした際に遺族と対面し「娘さんがふくらはぎを見て『お父さんの足に似てる』って言ってくれたのがうれしかった」と胸を張った。主役にもかかわらず、第1話は最後だけに登場するなど、驚きの演出も多いが「ものすごくいい意味で大河っぽくない。何もかも違うけど、めっちゃ面白い」と力を込めた。

 劇中でも走りまくる勘九郎と対照的に、しゃべりまくるのが阿部。「(田畑は)新聞記者なので言葉でガンガン攻めていくタイプ。呼吸を忘れてしゃべり続けるほど。猛進型なので、イノシシとして頑張ります」と今年の干支(えと)を引き合いに抱負を語った。大部分はこれから撮影を行うが「僕のシーンには、首都高とか東京ができ上がっていく場面があるのでワクワクします。宮藤さんが書いているので、笑える大河にしたい」。異色の大河となる予感はタップリだ。

 ◆前半あらすじ 熊本で生まれた金栗四三は往復12キロを走るいだてん通学で虚弱体質を克服し、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎(役所広司)が校長を務める東京高等師範学校に進学する。1909年、嘉納はストックホルム五輪への日本選手派遣を決定。選考会でマラソン代表に金栗が選ばれる。船と鉄道を乗り継ぎ現地へ向かい競技に参加するが…。

「いだてん~東京オリムピック噺~」で金栗四三役を演じる中村勘九郎(カメラ・関口 俊明)
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