【高校ラグビー】昭和最後の王者・常翔学園は平成最後Vならず

流通経大柏に敗れた常翔学園フィフティーン
流通経大柏に敗れた常翔学園フィフティーン

◆全国高校ラグビー第5日 ▽準々決勝 流通経大柏19―14常翔学園(3日・花園ラグビー場)

 常翔学園(大阪第3)が終盤で流通経大柏(千葉)に逆転を許し、4強進出を逃した。

 前半4分、ゴール前からバックスで展開し、ウイング高井優志(3年)が先制トライ。18分にもセンター北田駆(かける=3年)がトライを挙げ、14-0とリードした。だが、後半に入ると展開力が影を潜め、流通経大柏に立て続けに3トライを決められた。

 野上友一監督(60)は「後半に入って足が止まってしまった。攻撃型のチームですから、2トライでは勝てない」と振り返った。

 苦しみながらチームを作り上げた。昨春は東海大大阪仰星に敗れて全国選抜大会出場を逃すなど、「たぶん歴代で一番弱かったと思う」とロック梁本旺義(やなもと・おうぎ)主将(3年)は振り返った。「それでも野上先生はずっと手をさしのべて下さって、助けてくれた」。練習でも選手たちが意見を出し合うなど自主性を持ち始め、花園の予選に入る頃にはチームが一つにまとまったが、優勝した第92回大会以来6大会ぶりとなるベスト4はならなかった。

 昭和最後の優勝校(第68回大会、前身の「大工大高」で茗渓学園との両校優勝)だが、平成最後の王者になれなかった。「優勝を飾れなかったのは自分たちの力不足。キャプテンはチームを映す鏡なので、僕の責任です」と梁本主将は悔し涙を流した。

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