【高校ラグビー】進学校・長崎北陽台4強ならず 次はセンター試験にトライ

東福岡に完敗して肩を落とす長崎北陽台の選手たち
東福岡に完敗して肩を落とす長崎北陽台の選手たち

◆全国高校ラグビー第5日 ▽準々決勝 東福岡40―12長崎北陽台(3日・花園ラグビー場)

 11大会ぶりに準々決勝に進出し、8強では唯一の公立校だった長崎北陽台が、東福岡との九州勢対決に敗れた。前半には10分近い連続攻撃も見せたが、相手の堅い守りをなかなか突破できなかった。それでも後半6分に得意のモールから何度も押し込み、山添圭祐主将(3年)のトライで7点差に迫るなど、意地も見せた。6月の九州大会決勝で10―52で負けたリベンジは果たせなかったが、品川英貴監督(44)は「よくチャレンジしてくれたかなと思います。核となるモールを組むチャンスがなかなかなかったのは残念だったけど、持っている力を出してくれたのかなと思います」と選手を称えた。

 これからはボールをペンに持ち替えて受験に臨む。長崎北陽台は県内でも有数の進学校で、ラグビー部にも19日から始まるセンター試験を受験する選手が複数いる。

 プロップ大井草太(3年)は偏差値69の同校の理数科に3年の部員では唯一所属。地元国立大の長崎大への進学を目指し、大会中もラグビーと平行して勉強に励んできた。3年間、朝5時に起きて1時間の通学、そして1時間の朝練をこなしてから授業を受ける毎日を過ごしてきた。「苦しかったし、きつかった」と1年の時には体調を崩すこともあったが、最後まで頑張り続けた。将来は開発系の仕事に就きたいといい、勉強とラグビーの両立にトライした日々を「濃密だった。ひたすら濃い感じ。ずっとスケジュールが埋まっていた」と振り返った。

 この日は、故障していた左足の付け根を試合中に再び痛めたこともあり、無念の途中交代。残念な形で花園を去ることになり「悔しいですね。足が動いていなかった。相手も強かったし、動きも悪かった」と反省した。それでも花園で貴重な経験を積んだことは間違いない。力を出せなかった悔しさも、将来への希望も、センター試験の解答用紙にぶつける。

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