石川遼に刺激受け…双子の姉妹の夢は一流プロゴルファー

双子の妹・岩井千怜(左)と姉の明愛
双子の妹・岩井千怜(左)と姉の明愛
石川遼(左)からアドバイスを受ける岩井千怜
石川遼(左)からアドバイスを受ける岩井千怜

 プロゴルファーと同組のラウンドを終え、興奮冷めやらない様子の姉妹がいた。16歳の双子の姉・岩井明愛(あきえ)さんと妹・千怜(ちさと)さん=ともに埼玉栄高1年=だ。石川遼(27)=カシオ=ら若手プロ10人が参加したフューチャーツアー最終日(18年12月16、17日、埼玉・森林公園GC)のこと。

 プロは2日間の合計スコアを競うトーナメント戦を開催。17日はジュニア2人とプロ1人が一緒に回る珍しいラウンド。ジュニアにとって、プロの技術を間近で見られる最高の機会となった。梅山知宏(27)=アイシグリーンシステム=と回った明愛さんは「楽しかった。いい経験になりました」と目を輝かせ、石川とのラウンドで5オーバーの千怜さんも「圧倒された。プロはこんな球を打つんだ、と思ったし、緊張よりも楽しい気持ちが強かったです」と笑みを浮かべた。

 姉妹対決はイーブンパーで回った姉が5打差をつけ圧勝だったが、妹も8月の日本ジュニアで5位に入る実力者だ。ラウンド前のパッティング練習場では、石川から試合直前の練習法を教わった。「距離感をつかむための練習」とカップの回りに正方形になるようにティーを置き、沈めるより、正方形の中に球を止めるように打つ。「勉強になりました」と千怜さん。この日千怜さんのキャディーを務め、2人の姉と同じくプロを目指す2つ下の弟・光太さんもそばで見つめ、「ああいう風にグリーンのスピードを確認するのか、と学びました」とうなずいた。

 姉妹は幼い頃から切磋琢磨(せっさたくま)してきた。光太さんが8歳になりゴルフを始めると、3人は父親に連れられ、自宅から車で30分ほどの埼玉・毛呂山リンクスGCに通った。1セットのクラブを3人はドライバー、アイアン、パター…とそれぞれ交換しながら練習した。

 姉妹の平均飛距離はともに230ヤード。だが、今年6月にばっさりショートカットにした姉とセミロングの妹はプレースタイルは全く異なるという。二人を一番近くで見てきた光太さんは、「明愛のゴルフは攻めるタイプで、千怜は守りが堅いです」と教えてくれた。

 「二人はライバル関係ですか」と聞くと、明愛さんは「あんまり…(笑い)。でもやっぱり妹には負けたくないという気持ちはあります」と明かした。二人の夢はトッププロになること。明愛さんが「宮里藍さんみたいな強い選手になりたいです」と言えば、千怜さんも「見ている人を楽しませる石川遼さんのような選手になりたいです」と語った。「二人そろって1、2位で、というのを目指したいですね」と明愛さん。夢は無限に広がっている。(宮下 京香)

双子の妹・岩井千怜(左)と姉の明愛
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