【高校サッカー】浜松開誠館、遠かった1点…山田主将、後輩に全国1勝託した

敗退後、応援団にあいさつするイレブン
敗退後、応援団にあいさつするイレブン
ドリブルする前田(右から3人目)
ドリブルする前田(右から3人目)

◆全国高校サッカー選手権第3日 ▽2回戦 長崎総科大附1-0浜松開誠館(2日、NACK5スタジアム大宮)

 初出場の浜松開誠館が、名将・小嶺忠敏監督(73)率いる長崎総科大付に0―1で敗れた。組織力を生かしたパスサッカーで臨み、前半は0―0で折り返した。だが後半23分、相手のU―18日本代表MF鈴木冬一(3年)を起点にした攻撃から失点。MF山田梨功主将(3年)らを中心に最後まで反撃するもネットを揺らせず。県勢は4年連続初戦敗退となった。

 無情のホイッスルが鳴った。倒れこむ浜松開誠館イレブン。山田主将は「会場の雰囲気が普段とは違った。ゴール前での決定力が試合のポイントだったし、反省点」と悔やんだ。浜松から駆けつけた父兄、生徒ら応援団に挨拶すると、自然と涙があふれた。

 名将率いる強豪と互角に渡り合った。前半10分には相手のダイレクトヘッドをGK菅沼一晃(2年)が好セーブ。作戦通り相手MF鈴木を徹底的にマークしボールを持つと囲んで奪取した。同17分にはMF市川侑生(3年)、FW弓場堅真(3年)で崩し、最後はMF前田大輝(3年)が1対1の好機を作ったが、惜しくもサイドネットにそれた。

 地力の差が出たのは後半だった。同23分、マークしていた鈴木がキープ。隙ができた左サイドにパスを繋がれ、右クロスから、最後は頭で失点。市川は「クロスを上げさせてしまった。相手の重圧が強かった」と振り返った。失点後、「間違いなく追いつけると思った」(山田)とセットプレーやロングスローなど様々な形で敵陣に攻め込むもネットは揺らせなかった。

 一体感は上がっていた。先月26日から合宿。30日の開会式後は埼玉県内に泊まり込んだ。前田は「とても充実していた。お正月は全員でホテルの最上階に行って初日の出を見た。そのときチームの団結が強まった」。士気は上がっていたが全国のカベは厚かった。

 夢は後輩に託す。山田は「1、2年が良い結果を出して来年もここ戻ってきてほしい。開誠館は日々成長している」と話した。悔しさを糧に次回も大舞台に帰ってくる。(山田 豊)

敗退後、応援団にあいさつするイレブン
ドリブルする前田(右から3人目)
すべての写真を見る 2枚

サッカー

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請