【高校サッカー】日本航空、選手権初勝利!橋本、PK戦止めた「読んでいました」

PK戦を制し、喜びを爆発させる日本航空イレブン(カメラ・古川 浩司)
PK戦を制し、喜びを爆発させる日本航空イレブン(カメラ・古川 浩司)
PK戦で相手の6人目を止めた日本航空・橋本
PK戦で相手の6人目を止めた日本航空・橋本

◆全国高校サッカー選手権第3日 ▽2回戦 日本航空1(PK 6-5)1四国学院大香川西(2日、駒沢陸上競技場)

 6年ぶり2度目の出場の日本航空は、四国学院大香川西(香川)との初戦に臨み、1―1からのPK戦を6―5で制し待望の全国選手権初勝利を手にした。主将のMF塚越誠也(3年)を出場停止で欠く中、後半24分、途中出場のFW江井(いねい)晋之助(3年)が先制。同31分、同点に追いつかれるも、PK戦ではGK橋本亮太(2年)が相手の6人目を止める活躍で勝利を引き寄せた。日本航空は3日の3回戦で、8強入りをかけて丸岡(福井)と対戦する。

 選手権初勝利―。待望の瞬間に日本航空イレブンが、喜びを爆発させた。先制するも追いつかれ、1―1で迎えたPK戦。先攻だった相手の6人目を橋本が「読んでいました」と見事に阻止。日本航空は6人目のMF栗原巧貴(3年)も含め、全員が成功、勝利をつかんだ。仲田和正監督(49)は「終わった瞬間、この大会で1勝するのは大変なんだなと。最後まで気が抜けませんでした」とその重みをかみ締めた。

 大黒柱の塚越が、先月1日の県ユースリーグ1部最終節(対帝京三)で一発退場となり、公式戦1試合が出場停止に。最大のピンチにも、イレブンが奮起した。

 後半24分、途中出場の江井がボールをコントロールし、左足シュートで先制。「昨日(1日)の夜、(塚越から)『頑張れ』って言われました。やってやろうという気持ちになりました」と期待に応えた。塚越に代わりキャプテンマークを巻いた副主将のMF中島偉吹(いぶき、3年)も「彼(塚越)がここまでチームを作ってきたので」と奮起。主将がピッチに立てなくても、“一緒”に戦い、結果を出した。

 PK戦は直近の練習試合でも結果がふるわなかったが、仲田監督は今大会前の練習で「しっかりセットして、自分の間合いで蹴れ」と選手たちに助言。その言葉通りに、大舞台でもそれぞれが冷静に決めきった。

 この日の朝には、メンバー外の選手たちが中心となって作った、約10分間のモチベーションを上げる映像を見て、気合を注入。先制点を奪い、OBや仲間たちが応援するスタンドへ走った江井は「スタンドへの感謝です」と笑顔で話した。

 3回戦の丸岡戦には、塚越が戻ってくる。背番号10のFW師岡柊生(しゅう、3年)は「これが日本航空だというのを全国に知ってもらいたいです」と力を込めた。“チーム航空”が大事な初戦を突破。ここからさらに上昇気流に乗っていく。(古川 浩司)

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