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元東京都知事・猪瀬直樹氏が女優・蜷川有紀と結婚…すでに同居、ともに再婚

「年末婚」していたことが分かった猪瀬直樹氏と蜷川有紀。昨年5月には婚約発表パーティーを開催していた
「年末婚」していたことが分かった猪瀬直樹氏と蜷川有紀。昨年5月には婚約発表パーティーを開催していた

 元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(72)と演出家の故・蜷川幸雄さん(享年80)のめいで女優・画家の蜷川有紀(58)が結婚したことが31日、分かった。関係者によると、2人は12月下旬に都内の区役所に婚姻届を提出した。

 3年の“大人の恋”を経て、平成最後の年末にゴールインした。2人はすでに都内で同居し、新たな生活をスタートさせている。猪瀬氏が13年7月に前妻・ゆり子さんを亡くし、蜷川は14年に離婚しており、ともに再婚となる。挙式、披露宴は未定。

 2016年1月に知人の紹介で出会った。ダンテの神曲をテーマにした絵を制作していた蜷川に猪瀬氏がアドバイスし、2月に猪瀬氏が「有紀さんのことを理解できるのは僕しかいない」と告白して交際開始。「おゆき坊」「直樹先生」と呼び合い、お互いを尊重しながら愛を温めてきた。

 昨年5月には、2人の共著「ここから始まる 人生100年時代の男と女」(集英社)を刊行し、婚約発表パーティーを開催。蜷川の左手薬指には伊ブランド・ブチェラッティの婚約指輪がキラリ。互いの好きなところを聞かれると、蜷川は「インテリジェンス。何を聞いても頼りがいがある」と答え、猪瀬氏は「気づき方が柔らかい」とのろけた。蜷川は相性について「いいですよ」とほほ笑んだ。

 猪瀬氏は著書で、蜷川とはゆり子さんと誕生日、血液型が同じ“運命の出会い”だったことを明かし「素敵な女性と出会った。人生には終わりだけでなく、どこかにいつでも始まりが用意されているのではないかと思う」と記した。

 10月、日本テレビ系「news zero」に出演するメディアアーティスト・落合陽一氏(31)との共著「ニッポン2021―2050 データから構想を生み出す教養と思考法」(角川書店)を出版するなど、精力的に活動。6日に落合氏と都内でトークイベントを予定している。蜷川氏も展覧会を開催し、大作の制作に取りかかっているという。ともに心安らぐパートナーを得て、新たな人生のスタートを切った。

 ◆猪瀬 直樹(いのせ・なおき)1946年11月20日、長野県生まれ。72歳。87年に「ミカドの肖像」で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2001年、小泉純一郎内閣の行革断行評議会委員に。道路公団民営化に貢献。07年6月、東京都副知事に就任。12年12月の東京都知事選で当選。20年東京五輪・パラリンピック招致に尽力したが、13年12月に辞職。15年12月、大阪府・市特別顧問就任。

 ◆蜷川 有紀(にながわ・ゆき)1960年8月18日、横浜市出身。58歳。78年、劇作家・つかこうへいさんの舞台「サロメ」で主役で女優デビュー。81年、映画「狂った果実」でヨコハマ映画祭新人賞受賞。他に舞台や映画など多数出演。2017年、個展「薔薇の神曲」を都内で開催し、ダンテの「神曲」をテーマにした3メートル×6メートルの超大作を発表し、アートイベントとして異例の成功。従妹に写真家の蜷川実花氏。

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