高倉なでしこ、6月開幕W杯「優勝」 2冠で自信に「7つ勝ちたい」

なでしこジャパンの日程
なでしこジャパンの日程

 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは6月に開幕するフランスW杯に出場する。昨年、アジア杯(ヨルダン)とアジア大会(インドネシア・ジャカルタ)で日本を優勝に導いた高倉麻子監督(50)が、報道各社のインタビューに応じ、11年ドイツ大会以来の優勝を懸けて臨む大舞台へ「日本にしかない、繊細なサッカーを披露したい」と意気込みを語った。(取材・構成=小又 風花)

 ―昨年を振り返って。

 「2つタイトル(アジア杯、アジア大会)を取ることができたのは素晴らしいこと。そのことで選手自身が自信を持ってプレーできるように少しずつなっている」

 ―チームの成熟度は?

 「前の偉大なチームを超えていきたい、超えていこうというすごく大きなプレッシャーを感じて頑張ってくれている。確実に積み上げてきたし、選手の頑張りには満足している」

 ―W杯ではどんなサッカーをしたいか。

 「日本にしかない、皆がまねできない、唯一のサッカーをお披露目したいという強い気持ちはある。やはりフィジカル的な要素という意味ではマイナスな要素があるが、力やスピードに頼らず、技術と賢さとコンビネーション…。チーム全員が常につながっている繊細なサッカーをしたい」

 ―ズバリ、目標は?

 「優勝です。7つ勝ちたいです。本当の強豪に勝つチャンスは、一発勝負で戦術的にも選手のメンタル的にも、全ての要素で研ぎ澄ませたときに勝てると思う。2011年に優勝したときも、ドイツや米国にギリギリの中で勝っていった」

 ―“日本らしさ”を世界に見せること、W杯で優勝することの意味とは?

 「これから女子サッカーが発展するためにも、引き継ぐ私たちには大きな責任とやりがいがある。もう全力でやります。それが積み上げだと思うし、全てをここにぶつけて世界一を狙います」

 ◆高倉 麻子(たかくら・あさこ)1968年4月19日、福島市生まれ。50歳。読売SC(現日テレ)やレッドデビルズ(米国)などでプレーし、日本代表通算79試合30得点。04年に引退し、11年に日本協会公認指導者S級ライセンス取得。13年にU―17女子代表監督に就任し、14年U―17W杯で初優勝。16年4月になでしこジャパンの監督就任し、男女A代表で初の女性監督に。指導者としてアジアサッカー連盟(AFC)年間表彰6度。(最優秀コーチ・12年、最優秀監督・13、14、15、17、18年)。夫は東京Vの竹本一彦GM。リフレッシュ法は「ほどよく飲み、ほどよく食べ、よく眠る」こと。

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