国枝調教師の“初夢” アーモンドアイ、ドバイ国際競走も凱旋門賞も制覇だ 

今年はアーモンドアイと世界へ打って出る国枝調教師
今年はアーモンドアイと世界へ打って出る国枝調教師

 最強女王の年始の誓いは世界制覇だ。史上5頭目の牝馬3冠を成し遂げ、ジャパンCも驚異のレコードタイムで完勝したアーモンドアイは、海外遠征で世界の強豪に挑む。今年の初戦はドバイ国際競走(3月30日、メイダン競馬場)を見据えており、ターフ(芝1800メートル)かシーマクラシック(芝2410メートル)が選択肢だ。国枝調教師は「こんなに注目を浴びているから、応えていかないと、というのはある」と力を込める。

 新馬こそ2着に敗れたが、続く2戦目からG1・4勝を含む6連勝と勢いは止まらない。今でも抜群の切れ味を誇るが、まだ底知れぬ能力を秘めているという。「調教でも、やればどこまでも動いてしまう馬なので、どこが限界か、分からないところはある。うまく持っている力を出してくれているけど、まだ変わってくる気もする。ちょっと規格外なところがあるからね」。まだまだ伸びしろや成長の余地を残しているとしたら、世界への期待は膨らむばかりだ。

 近年のドバイ国際競走で日本馬の活躍は目立つ。16年にリアルスティール、17年にヴィブロスがターフを制覇。14年には、同じく牝馬3冠を達成して、ジャパンCを3歳で制したジェンティルドンナが、シーマクラシックを勝っている。国枝師は「何頭も日本の馬が行って、芝に関してはこなせているからね。(環境面で)今までにないことが出てくるけど、そういうのを受け入れられる余裕はある」と勝算あっての参戦だ。

 さらにその先には、日本馬初の凱旋門賞制覇という夢も広がる。「ルメールもドバイの(プランが出る)前から、通用すると言っている。チャンスのある馬に携われるのは、夢のような話だよね」。名伯楽が描く“初夢”は、ファンの誰もが正夢となることを願っている。(坂本 達洋)

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