【高校サッカー】尚志、伊藤の病み上がり弾で先制!追いつかれるも神村学園にPK勝利

後半15分、相手GKを交わして先制ゴールを決めた尚志・伊藤
後半15分、相手GKを交わして先制ゴールを決めた尚志・伊藤

◆全国高校サッカー選手権第2日 尚志1(PK5-3)1神村学園(31日、NACK5スタジアム大宮)

 尚志(福島)が神村学園(鹿児島)を1―1からのPK戦(5―3)で撃破した。

 膠着(こうちゃく)した試合展開を一変させたのは、後半7分に投入された尚志のFW伊藤綾汰(3年)だ。決定的なチャンスを何度も演出。後半15分、左からのコーナーキックを神村学園GK、坂ノ下陸(3年)が弾いたこぼれ球を左足で冷静に押し込んだ。

 「試合のリズムを変え、点を取ることが僕の使命。次も点を取りたい」と伊藤は冷静に語る。背番号はエースナンバーの10番。元々、Uー17日本代表FW染野唯月(いつき、2年)と2トップを組み、3年ぶりに優勝したプリンスリーグ東北でチーム一の15得点をマークし、得点王に輝いた点取り屋だ。仲村浩二監督(46)も「伊藤と染野が点を取ってトータルで勝つのが今季のうちのチーム。今日は伊藤がいいところで取ってくれた」と称えた。

 伊藤がスタメンから外れたのには訳がある。伊藤は「盲腸になって12月10日から5日間、郡山市内の病院に入院してました。大会前で焦りもあったけど、何とか復帰出来た」と打ち明ける。しかし、体調が考慮され、FWとしての立ち位置は「スーパーサブ」に格下げになった。「やっぱり最初から出たい。でも、僕がほれている尚志サッカーの体現者の監督が決めたことなので、与えられた役割の中で力を発揮するだけです」という。チームでは珍しい宮城県仙台市出身。ベガルタ仙台ユースと尚志の試合を偶然見て「仲村監督が志向する攻撃的なサッカーに憧れ」て尚志での寮生活を選択。既に法大に入学も決まっており、「次の東福岡には去年負けた借りを僕が倍返ししたい」と意気込んだ。(村上 新太郎)

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