伊藤雅雪に敗れたチュプラコフ 2分で会見打ち切り

7回途中、エフゲニー・チュプラコフ(左)の陣営が試合をストップ
7回途中、エフゲニー・チュプラコフ(左)の陣営が試合をストップ

◆報知新聞社後援 プロボクシング・トリプル世界戦 ▽WBO世界スーパーフェザー級(58・9キロ)タイトルマッチ12回戦 ○王者・伊藤雅雪(7回 TKO)同級1位エフゲニー・チュプラコフ●(30日、東京・大田区総合体育館)

 WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27)=伴流=と対戦した指名挑戦者の同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28)=ロシア=がタオル投入という結末で敗れ去った。

 序盤戦は打ってはクリンチという執拗(しつよう)かつ狡猾な試合展開で体格差をカバーし、ペースを握ろうとした。時折ノーガードからパンチを放つなど、トリッキーな一面も見せ、20戦無敗の最強挑戦者らしい多彩な戦い方に活路を見出そうとした。

 しかし、5Rに偶然のバッティングから左目の上をカットしたあたりから様相一変。伊藤からうまく距離をとられ、連打を浴び、最後は陣営が白いタオルを投げ入れた。

 チュプラコフは試合後、カットした傷口を縫合し、痛々しい姿で控室に戻ってきた。「内容自体はよくなかった。コーチからいろいろ指示があったが、実行できず満足していない。接近戦に持っていきたかったが、試合が進むにつれて距離をとられてうまくいかなかった」。落胆が大きかったのか、約2分ほどで会見を自ら打ち切った。

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