【鹿島】「全冠制覇」へ横浜M・伊藤翔&清水・白崎凌兵の攻撃陣W獲り

清水・白崎(左)と横浜M・伊藤
清水・白崎(左)と横浜M・伊藤

 鹿島が来季の新戦力として、横浜MのFW伊藤翔(30)、清水のMF白崎凌兵(25)の獲得に乗り出していることが22日、分かった。既に正式オファーを出しており、交渉を進めている。ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で優勝し、クラブ悲願のアジア制覇を成し遂げた今季だが、新たにJリーグなど「全4冠制覇」の実現を目指し、さらなる戦力の充実を目指す。

 鹿島がFW伊藤、MF白崎の即戦力2人の獲得に乗り出していることが判明した。今季はACLこそ制したが、J1が34試合制になった2005年以降、歴代2番目に多い60試合の公式戦をこなす中でけが人が続出。J1で3位、ルヴァン杯と天皇杯で準決勝敗退と、2年連続で国内タイトル無冠に終わった。過密日程を見越したさらなる戦力の充実を目指し、アジア連覇を含めた「全冠制覇」を成し遂げるための陣容を整える。

 伊藤はポストプレーを得意とする184センチの大型FW。主に1トップとして今季は26試合の出場(先発14試合)で自己最多タイの8得点を挙げた。巧みな駆け引きでDFの前に入り、シュートまで持っていく得点感覚にも優れる。現有戦力で空中戦に強いポストプレーヤータイプのFWは鈴木優磨(22)のみと、補強ポイントの一つだった。

 清水で10番を背負う白崎は、攻撃センスに秀でる「10番タイプ」のMF。今季はボランチや左MFでプレーした。鹿島の中盤に欠かせない運動量や対人能力の高さも有しており、ゲームメイクができる存在として白羽の矢が立った。

 横浜M、清水の両クラブは慰留に努める方針だが、鹿島側も既に具体的な条件を提示し交渉を進めている。今季J2町田で8得点17アシストをマークしたMF平戸太貴(21)の期限付き移籍からの復帰、順大の即戦力ボランチ名古新太郎(22)の獲得も発表済み。ポジション争いを激化させ、全タイトルで頂点に立つための戦力アップを目指す。

 ◆伊藤 翔(いとう・しょう)1988年7月24日、愛知・春日井市生まれ。30歳。4歳でサッカーを始め、FCフェルポール愛知を経て中京大中京高へ。2007年に当時フランス2部のグルノーブルに入団。10年から清水でプレーし、14年に横浜Mへ移籍。今季は26試合に出場し、自己最多タイの8得点を挙げた。J1通算182試合37得点。184センチ、76キロ。右利き。

 ◆白崎 凌兵(しらさき・りょうへい)1993年5月18日、東京・調布市生まれ。25歳。横河武蔵野ジュニアでサッカーを始め、F東京U―15むさしを経て山梨学院大付へ進学。J7クラブの争奪戦の末に2012年、清水に入団。13年途中から14年まで富山に期限付き移籍し、15年から清水に復帰。17年から10番を背負う。今季はボランチや左MFとして27試合に出場し2得点。J1通算79試合7得点、J2通算85試合13得点。181センチ、70キロ。右利き。

 ◆昌子、近く仏移籍発表!年明け渡欧へ

 DF昌子のフランス1部・トゥールーズへの完全移籍は近日中に発表される見通し。既にクラブ間で合意に達しており、関係者によると年明けにも渡欧する。早ければ1月12日にホームで行われるリーグ第20節・ストラスブール戦がデビュー戦となる見込みだ。

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