主演男優賞の役所広司「また、好きな俳優という仕事をコツコツ続けていきたい」…報知映画賞表彰式

主演男優賞の役所広司(右)と選考委員の見城徹氏
主演男優賞の役所広司(右)と選考委員の見城徹氏

 第43回報知映画賞の表彰式が18日、都内で行われた。

 「孤狼の血」(白石和彌監督)で暴力団と渡り合う破天荒な刑事役を演じ、主演男優賞に輝いた役所広司(62)は黒のスーツで登壇すると、「(賞を嫌った樹木)希林さんと違って、僕はホメられるのが大好きで、大好物で。映画ファンの皆さま、選考委員の皆様、ありがとうございます」とまずは感謝の言葉を口にした。

 昨年の助演男優賞から2年連続の栄冠で、通算4度の受賞は史上最多タイ。賞と呼ばれるものを126回(公式HPより)受けてきたトップ俳優は127回目の栄冠にも素直に喜びの言葉を口にした。

 その上で「(先に表彰された)新人賞の方たちと気持ちは変わらなくて、ほめられたことで頑張っていこうというのは全然、変わらないです」と笑顔。「(撮影地の広島・)呉という町が今年、西日本の大豪雨で大きな被害を受けました。僕らがお世話になった町が復興し出して、さらに、この賞で元気を出してもらえたらと思います」と、ロケ地を思いやった。

 「(代理受賞の)希林さんのお嬢様(也哉子さん)が言ってましたけど『好きなことを続けていれば、いいこともある』と」と、再び2012年に映画「わが母の記」で共演した、この日、助演女優賞の樹木さんの名前を口に。

 1996年に「Shall we ダンス?」など、97年に「うなぎ」などで2年連続の主演男優賞。昨年は「三度目の殺人」と「関ヶ原」で助演男優賞。通算4度の受賞は原田美枝子(59)と並ぶ史上最多タイで、男優としては初の快挙となった日本一の演技派俳優は「また、好きな俳優という仕事をコツコツ続けていきたいと思います」と、最後の最後まで感謝の言葉で表彰式を締めくくった。(中村 健吾)

 ◆役所 広司(やくしょ・こうじ)1956年1月1日、長崎県諫早市生まれ。62歳。高校卒業後に上京し、千代田区役所勤務。仲代達矢主演の舞台「どん底」を見て俳優を志し、78年に仲代主宰の「無名塾」入塾。79年に映画、80年にテレビデビュー。代表作に「失楽園」「キツツキと雨」「日本のいちばん長い日」など。現在、仲代との共演映画「峠 最後のサムライ」(2020年公開)の撮影中。息子の橋本一郎も俳優。

 ◆「孤狼の血」 舞台は昭和63(1988)年、広島県呉原市。国立大卒の新人刑事・日岡秀一(松坂桃李)は県警呉原東署の暴力犯捜査係に配属される。直属の上司になったのが暴力団との癒着もウワサされる破天荒な敏腕刑事・大上(おおがみ)章吾(役所広司)だった。

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