【鹿島】ジーコTD、レアル撃破に太鼓判「ネームバリューで勝てる時代は終わった」

15日のグアダラハラ戦前に様子をうかがうジーコTD(ロイター)
15日のグアダラハラ戦前に様子をうかがうジーコTD(ロイター)
クラブW杯UAE2018
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 【アブダビ(アラブ首長国連邦)17日=岡島智哉】準決勝で欧州王者・Rマドリードと対戦するアジア王者の鹿島は、会場のアブダビへ移動し、控え組中心のメンバーがグラウンドで汗を流した。史上初の大会3連覇を目指し、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(33)ら豪華メンバーを擁する「白い巨人」が相手だが、ジーコ・テクニカルディレクター(TD、65)は、鹿島の勝利に自信を示した。

 ピッチに姿を見せたのは控え組だけ。レアル戦先発が予想される主力組は宿舎内での調整となった。それでも練習を見つめたジーコTDの目は鋭かった。「現役時代も、監督やTDとしても、常にどの選手やスタッフにも言い続けてきた。出場しただけで満足するなと。勝利し、タイトルをとってはじめて満足しなくてはいけないと」

 解説者として、欧州CL決勝でレアルが歓喜に沸く瞬間を3年続けて目撃してきた。その強さは痛いほど理解している。それでも鹿島に勝機はある。「サッカーは不思議なスポーツ。弱いチームが強いチームに勝てる。他のスポーツではあまりないこと」。

 「チームは生き物。いい時と悪い時のサイクルがある」というのが持論。鹿島は準々決勝で鮮やかな逆転で北中米カリブ海王者・グアダラハラを3―2で破り、途中出場組も活躍。2年前のリベンジへ、最高の雰囲気だ。一方、レアルの調子は今ひとつ。「去年と今のレアルは違う。あまりよくない状態」と分析した。

 「現代サッカーはネームバリューで勝てる時代は終わった」。鹿島に脈々と受け継がれ、20冠の礎となってきたジーコスピリット。相手がどこであろうと、その精神が揺らぐことはない。

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