世界に衝撃2戦182秒KOの井上尚弥「来年も挑戦の気持ち」…報知プロスポーツ大賞

10月7日、パヤノを1回で沈め、拳を突き上げる井上尚弥
10月7日、パヤノを1回で沈め、拳を突き上げる井上尚弥
2018報知プロスポーツ大賞受賞者
2018報知プロスポーツ大賞受賞者

◆2018報知プロスポーツ大賞・大賞 井上尚弥(ボクシング)

 報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の受賞者が17日、決定し、WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=ら5選手が大賞に輝いた。井上は世界3階級制覇、70秒での衝撃スピードKO勝ちなどが評価され初受賞。表彰式は今月下旬、都内で行われる。

 モンスターに新たな勲章が加わった。井上は初の栄冠に輝き、「この度はこのような素晴らしい賞をいただけて、とても光栄に思います」と、喜びを表現。絶大なるファンの支持を受け、年末はメディアやイベントへの出演で引っ張りだことなった。

 今年から1階級上げてバンタム級に転向。5月にWBA王者ジェイミー・マクドネル(32)=英国=に112秒でTKO勝ちし、世界3階級制覇を達成した。続く10月の初防衛戦は、他団体王者らとトーナメント方式で争う「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の初戦も兼ね、元WBAスーパー王者フアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=と対戦。わずか70秒のKO勝ちで強さを見せつけ、日本人初出場の大会で世界に衝撃を与えた。

 2試合で182秒。1年で1ラウンド分しか戦っていない。それでも、1922年創刊でボクシング界で最も歴史と権威のある米専門誌「リングマガジン」の表紙を日本人で初めて飾ったのは、世界に実力を認められた証拠だ。「今年は2試合を行いましたが、とても満足のいく試合でした」と、飛躍の1年を振り返った。

 30日には、WBC世界同級5位の弟・拓真(22)=大橋=が世界初挑戦(東京・大田区総合体育館=報知新聞社後援)を控える。井上は「来年も、今年同様『挑戦』の気持ちを持ち続けていきたいと思います」と、日本人初となる兄弟での4団体制覇を描く。来年も迫力満点の戦いに注目だ。(浜田 洋平)

 ◆井上 尚弥(いのうえ・なおや)1993年4月10日、神奈川・座間市生まれ。25歳。相模原青陵高でアマ7冠など通算75勝(48KO・RSC)6敗。2012年10月にプロデビュー。14年4月にデビュー6戦目でWBC世界ライトフライ級王座を獲得。同年12月にWBO世界スーパーフライ級王座奪取。身長165センチの右ボクサー。WBC世界バンタム級5位の弟・拓真(22)は30日に暫定王座決定戦に臨む。家族は咲弥夫人と長男・明波君(1)。

10月7日、パヤノを1回で沈め、拳を突き上げる井上尚弥
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