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【有馬記念 宮崎が占う】育成技術の進歩と斤量の差 唯一の3歳ブラストワンピース侮れない

◆第63回有馬記念・G1(12月23日・芝2500メートル、中山競馬場)

 3歳世代の強さは毎年のように語られるが、マイルCS、ジャパンC、チャピオンズCと古馬混合G1を立て続けに制した今年は特別なのか。ブラストワンピースが出走予定のグランプリでの3歳馬の可能性を、宮崎尚行記者が占った。

 「今年の3歳は強い」

 よく耳にする言葉だ。ジャパンCのアーモンドアイ、チャンピオンズCのルヴァンスレーヴの走りには驚かされた。ステルヴィオのマイルCSも含め3勝は3歳世代の古馬混合G1年間最多勝タイ(97、98、01、02年に並ぶ)。他に今月だけでもギベオン、コパノキッキングが古馬相手に重賞を勝利。認める部分はあるが、今年に限ったことなのか。近年、この時期は3歳の活躍が目立つ。

 有馬記念に2頭を出走させる友道調教師は「(育成)牧場のレベルが上がっていることが大きい。全体的な始動が早くなっている。施設などのハード面も昔とは違いますから」と分析。牧場の役割の変化は他にも多くの調教師から同様の声を聞く。年々、施設、技術は向上する一方。それに伴う競走馬の早期の能力強化は必然だろう。

 もうひとつの要因が斤量差だ。ジャパンCの戦前に友道調教師や池江調教師ら、アーモンドアイと対戦する陣営から聞いたなかで共通したのが、「(4キロの)斤量差は大きい」という言葉。年齢による能力差が詰まってきているなら、斤量のアドバンテージは増す。

 3歳時の有馬記念にフサイチエアデール、ダイワスカーレット、ダノンシャンティを使った経験のある松田調教師はこう明かす。「種馬になるレベルの古馬は早めに一線を退きます。年を重ねるごとに、主力級の古馬は次々といなくなる。伸びゆく力の方が大きく、斤量差もあるのは魅力です」

 今年の3歳はブラストワンピースだけだが、新潟記念で古馬を撃破。不利がありながら小差5着に詰めたダービーからも、世代上位の実力は確かだ。当然、侮れない。(宮崎 尚行)

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