【中日】福田、虎移籍のガルシア「やっかい」警戒も攻略法アリ…病院慰問

生後18日の新生児を手慣れた様子で抱っこする松井佑(右から2人目)ら中日ナイン
生後18日の新生児を手慣れた様子で抱っこする松井佑(右から2人目)ら中日ナイン

 中日の福田永将内野手(30)が17日、“虎のガルシア”を警戒した。名古屋市天白区の名古屋記念病院を慰問した選手会長。今季チーム最多の13勝を挙げながら在籍1年で阪神への移籍が決まったオネルキ・ガルシア投手(29)について「打ちづらそう。やっかいだと思う」とナインに注意を促した。

 昨日の友は明日の敵。背番号55は、三塁や一塁のポジションから見守ったキューバ人左腕を「(同じ直球のサインで)ツーシーム(とフォーシーム)を投げ分けていた。ゲームメイクするタイプ」と分析した。手元で微妙にシュートする直球で打者をゴロに打ち取る好投手。「活躍するかどうかは分からないですが、今年の感じでくるとやっかいですね」と眉根を寄せた。

 やっかいなのは敵としてだけではない。ガルシアは今季、27試合に登板して13勝9敗の防御率2・99。一方、福田は今季の総本塁打数が13(133試合、打率2割6分1厘、63打点)だったが、ガルシアが先発した26試合に限れば、スタメン出場した22試合で5本塁打(打率3割1厘、14打点)と左腕をよく援護した。陽気なクバーノ(キューバ人)不在の来季は“ガルシアロス”も懸念される状況だ。

 それでも攻略の糸口はある。「比較的(試合の)最初は制球が良くない。助けないようにしないと」。早いイニングでは打者有利なカウントにさせて、甘い球を仕留める。「患者さんに叱咤(しった)激励を受けた。『ランナーのいるときに打て』とか」と苦笑いの福田。タテジマのガルシアをいかに早くマウンドから引きずり下ろすかに、竜の浮沈がかかってきそうだ。

 この日の慰問には松井佑介外野手(31)、岡田俊哉投手(27)、佐藤優投手(25)、北野一郎コンディショニング担当(41)も参加。松井佑は「僕の娘、来年から小学生ですよ」と生後18日の新生児を手慣れた様子で抱っこするなど、患者ら数十人と触れ合った。ここ数日、しゃべられなくなっていた、ほぼ寝たきりの80代男性患者が選手らの姿を見ると急に「頑張れ!」と声を発し、看護師を涙ぐませる一幕もあった。

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