「プロはこんな球を打つんだ」 テーマは「若手育成」遼発案のフューチャーツアーは来季も続行

17番ホールのティーグラウンドで、石川遼(左)からアドバイスを受ける埼玉栄高・岩井千怜
17番ホールのティーグラウンドで、石川遼(左)からアドバイスを受ける埼玉栄高・岩井千怜

 大相撲の地方巡業をモデルにした男子ゴルフ「フューチャーツアー」埼玉縣信用金庫招待の最終日が16日、埼玉・森林公園GCで行われた。ゴルフ人気の拡大や地域活性化を目標に掲げ、選手会長の石川遼(27)=カシオ=を筆頭に若手プロ10人が参加した。

 中でも、石川らが重点に置くのが「ジュニア育成」だ。1日目はアマチュア3人とプロ1人で、最終日のこの日はジュニア2人とプロ1人でラウンドした。石川は「今回(の取り組み)はみなさんに喜んでいただけました」と手応えを口にした。

 “憧れ”の石川と同組で回ったのは、岩井千怜(ちさと)さん=埼玉栄高1年=。ラウンド後に「楽しかったです。(石川のプレーに)圧倒されました。『プロはこんな球打つんだ』って。もう、全てが最高でした」と声を上ずらせた。

 ラウンド前のパッティング練習では、石川からジュニアにアドバイスが施された。「スタート前は、距離感を意識してやった方がいいよ」「家では回ってる時の心境を思い出しながら練習した方がいいよ」。岩井さんは「全部吸収して今後に生かしていきたい」と目を輝かせていた。

 フューチャーツアーは8月の新潟に続き2回目の開催。今大会から新たにプロのキャディーをジュニアに体験してもらうことになった。この日は埼玉・正智深谷高ゴルフ部の10人が体験した。石川のキャディーを務めたのは、和田純怜(すみれ)さん=同高2年=。憧れのスターを前に「ドキドキが止まらなくて…」と緊張してスタートから4ホールまで、言葉を交わすことができなかったという。それでも後半は緊張もほぐれ「私は(芝が)逆目の時のアプローチが苦手ですが、打ち方を教えていただきました」と充実の表情で明かした。

 今後のフューチャーツアーの展開について、石川は「色々なパターンを提案していきたいです」と語った。今大会で大きなテーマとなった“ジュニア育成”については「ジュニアには純粋にプロと自分では何が違うのか、というのを感じ取ってもらえるので、今後もこういう形は続けていきたいです」と今後もテーマの大きな軸として掲げていく意向を示した。

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