金沢学院、悲願初出場で白星目指す 北陸学院の5連覇阻止…全国高校バスケ

初出場1勝を目指す金沢学院の選手たち
初出場1勝を目指す金沢学院の選手たち

 バスケットボールの全国高校選手権(ウィンターカップ=23日開幕、武蔵野の森総合スポーツプラザ)に、石川県男子代表で金沢学院が初出場する。2014年に布水中を全国中学校大会優勝に導いた石過(いしっか)祐樹コーチ(42)のもと、当時、布水中2年で頂点を経験したシューティングガード・小林翔(かける、3年)らを中心に、県大会決勝で北陸学院の5連覇を阻止したチームが、初の大舞台で1勝を目指す。

 悲願の高校選手権初出場。石過コーチは「3年生が自分たちの力で、最後の最後で全国切符を勝ち取ってくれた」としみじみと話した。小林らは布水中2年時に全国中学校大会で優勝。しかしそれは大倉颯太(北陸学院高―現東海大1年)を中心とした当時の3年生の力が大きかった。

 中学3年時は全中に出られず、小林は2015年から金沢学院の指揮をとる石過コーチを慕い、同校に進学。3年目でようやく憧れの舞台を引き寄せた。9月の県決勝では北陸学院を78―68で撃破。「優勝を目標に(北陸学院を)倒してやろうという強い気持ちでプレーできた」と胸を張った。

 チームの2本柱はエースの小林と、ポイントガード・請田祐哉(3年)。指揮官は「決勝も2人で50点くらい取った。他の得点も彼らのアシストだったり。2人が機能しないと、いい試合ができない」と全幅の信頼を寄せる。小林が「シュートもパスもリバウンドもディフェンスも、オールラウンドに活躍できるのが自分の持ち味。(1試合で)20~30点は取りたい」と目を輝かせれば、ゲームキャプテンの請田も負けじと「(得意の)3点シュートを5本は決めたい」と話す。

 初戦は25日の2回戦。延岡学園(宮崎)対一関工(岩手)の勝者と対戦する。石過コーチは「ウチは走る時は走るけど、ハーフコートでしっかりやるバスケット。大事なのは、つながりと判断。のらりくらりやって、相手に『あれ?』と思わせて、最後に勝てたらいいかな」と笑顔で話した。

 金沢学院は、野球部が今夏の県大会決勝で星稜に敗れ、初の甲子園出場を逃した。サッカー部も選手権初出場をかけた先月の県決勝で星稜に敗退。大舞台を前に小林は「まずは初戦突破。他の部活にもいい影響を与えられたら」と、決意を新たにした。(竹内 竜也)

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