【日本ハム】西川遥輝“断捨離トレ”でスロースターター改善へ

子どもの打撃を見て指導する西川
子どもの打撃を見て指導する西川

 日本ハムの西川遥輝外野手(26)が“断捨離トレ”でスロースターター改善を図る。今季盗塁王とゴールデン・グラブ賞を獲得した北のスピードスター。プロ8年間の経験からオフ期間は、無駄を省く新スタイルで来季開幕に照準を合わせた。加藤貴之投手(26)は球質向上のため、フォーム改造に着手。生命線の直球に磨きをかける。

 西川はにやりと笑いながら、“秘策”を明かした。「何か新しいことやる? やらないことはあるかもしれない」。レベルアップのためには、新しいトレーニング法を取り入れるのが一般的な思考。球界屈指の韋駄天は、あえて捨てることを選択した。トレーニングや私生活の面で、これまでやってきたことでも必要ないと思えば、やめることにした。「やることは分かっているから。無駄なことは自分からやる必要はない」。プロ生活8年間の引き出しから取捨選択を試みる。

 スロースターター改善のため、荒療治だ。走塁、守備のタイトルを獲得した今季。直近3年ワーストの2割7分8厘に終わった打撃面は課題だ。「打つ方のタイトル狙える位置にはいきたい」。今季は春季キャンプで下半身を痛め、全力で走れなかったことが、開幕からの不振につながった。現在は体調は良好。無駄を無くせば、打撃面や体調管理に時間を割ける。

 札幌市内の室内練習場で体を動かした後、午後にはアディダス主催の野球教室に参加した。地元の野球少年17人に打撃を指導。質問にも丁寧に答えた。子供たちと交流し、力を蓄えることも、西川にとっては必要なこと。「みんながいっぱい質問してくれて、僕もうれしかった」。“断捨離”で身も心も軽く―。19年のスピードスターは、開幕から駆け抜ける。(秦 雄太郎)

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