水谷隼、徹底研究で「イメージ通りに」中国選手に雪辱 ワールドツアー・グランドファイナル

水谷隼
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 卓球のワールドツアー・グランドファイナルは14日、韓国・仁川で第2日が行われ、男子シングルスで16年リオ五輪銅メダルの水谷隼(木下グループ)が8強入りを決めた。1回戦で劉丁碩(中国)に4―0で完勝した。

 劉とはオーストラリア・オープン1回戦で対戦し、3―4で敗れていた。0―3から3ゲームを連取する粘りを見せながら、競り負けた反省を生かし、前日にはこの試合に向けて「めったにない」というほどの入念な対策を敢行。自身が敗れた試合だけでなく、ワールドツアーやアジア太平洋リーグ、中国超級リーグに至るまで、劉のプレーを約2時間に渡って映像で分析した。

 対策の効果はてきめんだった。縦回転のサーブの割合を増やし、ロングサーブも織り交ぜて得意のラリー戦にも持ち込んだ。「イメージ通りにできた」という第1ゲームを11―9で奪うと、第2ゲームは11―5と付け入る隙を与えなかった。第3ゲームも8―4となったところで、相手が足を痛めたとして棄権を選択。意外な形での決着とはなったものの「重要な一戦だったので、勝ててうれしい」と笑顔で振り返った。

 準々決勝は梁靖崑(中国)と当たる。世界ランクこそ36位と高くはないが、1回戦でボル(ドイツ)をストレートで破るなど、男子日本代表の倉嶋洋介監督も「今、中国で3本の指に入るぐらいの力がある」と警戒する存在だ。水谷は「非常に強敵ですけど、自分の持ってる力を出し切って、いいプレーをしたい」と闘志を燃やした。

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