【巨人】上原と再契約!背番号19を用意 左膝順調に回復 

メジャー移籍前、巨人では入団時から背番号19をつけ投球する上原
メジャー移籍前、巨人では入団時から背番号19をつけ投球する上原
07年にプロ初セーブを挙げ原監督(右)にウィニングボールを渡す上原
07年にプロ初セーブを挙げ原監督(右)にウィニングボールを渡す上原

 巨人が、自由契約にしていた上原浩治投手(43)と再契約する方針を固めたことが13日、分かった。10月23日に都内の病院で左膝のクリーニング手術を受けたが、来季の開幕には間に合うと判断。背番号もプロ入りから17年まで着けていた「19」を用意している模様だ。今月9日に帰国しており、すでにジョギングを再開。球団史上最高齢となる44歳シーズンへ、百戦錬磨の男も“原第3次政権”の輪に加わる。

 回復具合は期待通りだった。巨人が上原と再契約する方針を固めた。手術した左膝の状態を確認した上で、来年3月29日に行われる広島との開幕戦(マツダ)から戦力になると見込んだようだ。10月29日に自由契約とした際に再契約の可能性も示唆していたが、わずか1か月半での電撃復帰。背番号は今季「11」をつけたが、上原の代名詞「19」を準備している模様だ。日本一奪回への戦力強化が続く中、ここにきて終盤を担う大事なピースがはまった。

 上原は今月9日、自宅のある米国から帰国。その際、10月23日に手術した左膝をかばう様子もなく、普通に歩いて姿を現した。本紙の取材に対し、30メートル強のキャッチボールに加え、「下半身も負荷をかけてトレーニングしています。傾斜を上るウォーキングなどやってます」と明かした。翌10日からはジョギングも再開。来年2月の春季キャンプは万全で臨めないが「4月からが全て」と強調。「開幕? モーマンタイ(無問題)」と自信を口にしていた。改めて「12球団OK」と声がかかることを待ち望んでいたが、原巨人が真っ先に名乗りを上げた形だ。

 来年4月3日で44歳。すでに球団では落合博満、工藤公康を抜いて最年長出場の記録保持者だが、巨人では前人未到の44歳シーズンを戦う。全盛期ほどの球威はないものの、切れや制球力、伝家の宝刀「フォーク」には磨きがかかっている。ここに、体調面の不安が消えたことは大きなプラスをもたらすはず。今季、36試合で0勝5敗14ホールド、防御率3・63をマークしたが、それ以上の成績も期待できる。

 今オフ、最重要課題となっていたのが、センターラインの強化だった。FAで炭谷と丸を獲得し、捕手と中堅の強力な線を結んだ。オリックスを自由契約になった中島は、内野ならどこでも守れるユーティリティーさも武器。さらにマリナーズを退団した岩隈の入団も決定している。世界の最高峰で勝負し続けてきた2人のリレーにも注目が集まる。

 上原の再契約により、先発、中継ぎ、捕手、内外野における全部門に「生きた教材」がそろった。原監督の根本には若手育成があり、「見て学ぶこと、感じることが一番の成長につながる」という狙いもある。若き力がレジェンドの背中を追い求め、チームの底上げが成功すれば、常勝軍団構築への近道になるはず。朗報続きの原巨人は間違いなく、強くなる。

 ◆上原 浩治(うえはら・こうじ)1975年4月3日、大阪・寝屋川市生まれ。43歳。東海大仰星高から1浪して大体大進学。98年のドラフト1位で巨人入団。99年、20勝を挙げて新人王。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞を各2度受賞。09年にFAでオリオールズへ。その後レンジャーズ、Rソックス、カブスでプレー。13年、Rソックスでワールドシリーズ制覇。日米通算748登板、134勝93敗128セーブ、187センチ、87キロ。右投右打。

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