ラグビーW杯、Jリーグに影響 横浜M、大分も最長2か月使えず 

 ラグビーの聖地として知られる秩父宮ラグビー場(東京・港区)で、1964年の東京五輪以来55年ぶりにサッカーの試合が行われる可能性が12日、浮上した。J1・F東京が来季のルヴァン杯で使用することを検討しており、すでにJリーグと共に現地調査も実施。本拠地の味の素スタジアム(東京・調布市)が、19年のラグビーW杯に向けた大規模改修工事を行っており、平日に使用できないことから候補に浮上。Jリーグが行われれば史上初めてとなる。

 Jリーグが来年のラグビーW杯によって受ける影響は大きい。同W杯の12会場のうち、8会場がJクラブの本拠地。F東京の味スタでは開幕戦を含む最多8試合、横浜Mの日産スタジアムでは7試合、来季からJ1に昇格する大分の大分銀行ドームで5試合が開催される。会場によっては最長2か月使えず、今季のリーグ戦に照らし合わせると、7、8試合に相当する。

 Jリーグの規約では、第4章55条1項で「同一大会でアウェーゲームが3試合以上連続しないこと」と定められており、敵地では2試合連続までしかできず、大会期間中もホーム開催が求められる。だがリーグも来季は規定通りに運営することは厳しいと理解しており、特例として条件を緩和することを検討中。11年には東日本大震災による節電を考慮し、照明を1500ルクスから1000ルクスに緩和した例もある。20年には東京五輪も控える。来季はリーグを円滑に進めるためにも、サッカー界だけでなくスポーツ界全体で協力し合う必要がある。(F東京担当・井上 信太郎)

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