【広島】ドラ6正随優弥、元広島の祖父・三原卓三さんに恩返しだ…中学までマンツーマン指導

新入団会見後、広島OBで祖父の三原卓三さん(左)と笑顔で写真に納まるドラフト6位の正随(カメラ・岩下 翔太)
新入団会見後、広島OBで祖父の三原卓三さん(左)と笑顔で写真に納まるドラフト6位の正随(カメラ・岩下 翔太)
広島の新入団会見が行われ、緒方監督を中心に記念撮影する
広島の新入団会見が行われ、緒方監督を中心に記念撮影する

 広島は10日、広島市内のホテルで新人8選手の入団会見を行い、ドラフト6位・正随(しょうずい)優弥外野手(22)は元カープ戦士で母方の祖父・三原卓三さん(80)が見守るなか、恩返しの活躍を誓った。「野球を始めたきっかけはおじいちゃん。一日でも早くマツダでプレーする姿を見せたいと思う」と胸を張った。

 半世紀以上を経て、不思議な縁がつながった。三原さんは1956年から4年間、カープに在籍。正随がドラフト指名された10月25日には同期入団で広島の監督も務めた阿南準郎氏(81)から祝福された。「自分から連絡する前に電話がかかってきた。『優弥君、良かったね』と言われただけで、ポロっとね」。受話器を握ったまま、感激の涙がほおを伝った。

 まだカラーバットすら満足に振ることができない幼少の頃から野球を教え、中学までは広島市内の比治山公園でマンツーマン指導を重ねた。「強制はしていないけど、あの子が野球を好きだった。根性があった。小さい頃から遠くに飛ばせと言ってきた」。夕方になると、2~3個持参した懐中電灯を頼りに、三原さんのトスを正随が打ち続けた。

 鯉城シニア、大阪桐蔭高と日本ハム・中田と同じ道を歩んできた右のスラッガー候補。引退した新井の代役として期待されている。「スイングスピード、打球のスピードは負けたくない。カープを代表する選手になりたい」。祖父直伝のパンチ力で赤ヘル打線の中軸を担う。(表 洋介)

 ◆三原 卓三(みはら・たくぞう)1938年2月5日、広島県生まれ。80歳。庄原格到(しょうばらかくち)高から1956年に投手として広島に入団。外野手に転向し、58年に1軍デビューしたが、実働2年間で8試合の出場で11打数1安打。59年に現役を引退。176センチ、74キロ。右投右打。

新入団会見後、広島OBで祖父の三原卓三さん(左)と笑顔で写真に納まるドラフト6位の正随(カメラ・岩下 翔太)
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