奥原希望、3年ぶりV王手「強気で向かっていけた」

女子シングルスで決勝進出を決めた奥原希望
女子シングルスで決勝進出を決めた奥原希望

◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日 ▽女子シングルス準決勝 奥原2―0漆崎(1日、東京・駒沢体育館)

 準決勝が行われ、女子シングルスは17年世界選手権女王の奥原希望(23)=日本ユニシス=が、漆崎真子(26)=山陰合同銀行=に快勝し、3年ぶりVへ王手をかけた。女子ダブルスでは世界ランク1位の福島由紀(25)、広田彩花(24)組=岐阜トリッキーパンダース=が、18年世界選手権女王の永原和可那(22)、松本麻佑(23)組=北都銀行=を撃破。男子シングルスの桃田賢斗(24)=NTT東日本=は対戦相手が体調不良で棄権し、不戦勝で決勝に進んだ。

 声を出した。シャトルも走った。奥原は気迫を前面に出し、初対戦の漆崎を圧倒した。「強気で向かっていけた。誰もがタイトルをとりたい大会。きれいにラリーを配球する試合は通用しない」。2ゲームともに、17点目以降は5連続得点でけりをつけた。誰が相手でも隙はない。17年世界女王のすごみを、コート上で体現した。

 目の前の一試合に集中するスタイルだが、今大会だけは珍しく「優勝」を公言して臨む。20年東京五輪出場枠を争う世界ランクのポイントレースが来春スタート。「(1年間のレース中は)海外の試合を優先して、国内の試合に出られない時もある。できる時に恩返ししておきたい」と思いを温めている。ファン、スポンサーへの感謝が、もう一歩、前に足を出させてくれる。

 3年ぶり日本一に挑む決勝は、世界ランク2位の山口と対戦する。多くの海外ファンの存在も自覚し、自身のインスタグラムに英語でメッセージを書くこだわりを持つ奥原。「決勝は国内だけでなく、海外のファンも楽しみにしてくれると思う。ラリーごとにお互いに仕掛ける場面や、試合感も含めて全てを見てほしい」と、記憶にも残る好勝負を約束した。(細野 友司)

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