吉澤ひとみ被告、号泣謝罪も事件後の飲酒「急激に減っています」情状証人の夫が明かす

吉澤ひとみ被告
吉澤ひとみ被告

 元「モーニング娘。」のメンバーで、酒気帯び状態で車を運転しひき逃げしたとして、道交法違反と自動車運転処罰法違反(過失傷害)で起訴された吉澤ひとみ(本名・川前ひとみ)被告(33)の初公判が29日、東京地裁(佐藤卓生裁判官)で行われ、同被告は「被害者の方に本当に申し訳なかったです」と起訴事実を認めて謝罪した。時に涙も流し、情状証人には夫も出廷。裁判は即日結審し、検察は懲役2年を求刑。判決は30日に言い渡される。

 9月下旬の保釈時に報道陣の前で頭を下げてから約2か月。一時入院もした吉澤被告の頬はややこけた印象。グレーのスーツにスカート姿、結婚指輪をして出廷した。

 裁判官に名前を聞かれ、か細く「川前ひとみです」。職業も「無職?」と聞かれると消え入りそうな声で「はい」と答えた。

 起訴状によると同被告は9月6日、酒気帯び状態で車を運転し20代女性をはね、40代男性にもけがを負わせ、そのまま現場を離れたとされる。その後自ら110番通報したが、それが現場から約6キロメートル離れた地点だったこともこの日、明かされた。検察によると飲酒量はアルコール度数9%の酎ハイ350ミリリットル缶3本と焼酎の炭酸割りをジョッキ2杯。逮捕時、呼気1リットル当たりのアルコール量は基準値約4倍の0・58ミリグラムだったが、検察官は「事故当時は0・78~93ミリグラム」あったのではと推測した。

 被害者2人のけがの詳細も明かされた。女性は胸と顔に全治10日、男性も顔に全治5日の打撲。女性は顔に傷が残り、心の傷を負っているという。同被告は「被害者の方に本当に申し訳なく思っています」と何度も繰り返した。この日までに男性には直接謝罪し、面会がかなわなかった女性には自らと夫と自身の母親とで謝罪文を送付。既に示談が成立しているという。

 元所属事務所社長と元マネジャーが、同被告が反省している様子をつづった嘆願書が読み上げられると号泣する一幕も。涙を流し、鼻を何度もすすりながらうつむいた。

 事故前日に一緒に飲酒していた夫のIT社長も情状証人として出廷。翌朝の仕事があるのに妻に飲酒させたことに「私の認識が甘かった」とうなだれたが、検察から「事件後、被告の飲酒は?」と聞かれると「急激に減っています」と回答。「全く飲んでないわけではないのか」と確認されると「急激に減っています」と完全な禁酒はできていない様子を明かした。

 4年前に運転免許を取得し、2度の事故のほかに3度の違反歴も明かされた同被告。公安委員会から運転免許を取り消され、最低でも9年間は再取得できないが、今後運転することは「ありません」と明言。裁判官から反省の弁を求められると「社会人として、一人の人間として考えが甘かった。今回起こしてしまったことを一生忘れずに過ごしていきたい」と声を絞り出した。

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