【楽天】由規、地元で再出発、育成契約の会見で「野球人生を懸けて」

入団会見でガッツポーズをする由規
入団会見でガッツポーズをする由規

 ヤクルトを戦力外となり、楽天と育成契約を結んだ由規投手(28)が28日、本拠地の楽天生命パークで入団会見を行った。

 楽天のユニホームに袖を通し、楽天生命パークのグラウンドにも足を踏み入れた右腕は「やっと少しずつですけど実感が沸いてきました。チームスローガンも『リスタート』ということで、僕自身も新たなスタートだと思いますし、野球人生を懸けてもう一度初心に帰って、新鮮な気持ちで来季は臨みたいと思います」と決意を口にした。

 今年6月に右肩痛を発症。11月に入ってからはキャッチボールを再開し、すでに40メートルほどの距離を投げているという。支配下登録へ向けてアピールをすべく「6月に肩の痛みを発症してからけっこうな期間がたっているけど、痛みなくキャッチボールが出来ていますし、順調に進んでいると思います」と強調した。

 仙台は高校時代まで育った地元。「高校の時まで慣れ親しんだ、育った場所なので、思い出はたくさんありますし、交流戦で投げる度にたくさんの声援を頂いていたので、ありがたいなと思いながらここまで来た。改めて入団して本当にうれしいです」。慣れ親しんだ杜の都から再スタートを切ることになった。

 楽天が本拠地を置く宮城・仙台市で生まれた由規。仙台育英高時代には3度甲子園に出場した。2007年の高校生ドラフトでは、1巡目で楽天、巨人、中日、横浜と競合した中でヤクルト入り。10年に当時日本人投手として最速の161キロをマークした剛球を武器に、プロの舞台でも躍動した。

 だが、ケガにも苦しみ、プロ5年目の12年からは右肩痛などで登板機会がなく、16年からは育成契約となった。同年7月に支配下に復帰して5年ぶりに1軍登板。今季は7年ぶりに開幕ローテ入りも、6月2日の楽天戦(楽天生命)を最後に右肩違和感で2軍でも登板はなかった。球団からは引退を打診され、その後のポストも用意されたが、現役続行を希望。ヤクルトを退団する決断をして、楽天と育成契約を結んだ。

 ◆由規(本名・佐藤由規=さとう・よしのり)1989年12月5日、宮城・仙台市生まれ。28歳。北仙台小4年時に北六バファローズで野球を始める。北仙台中1では仙台東リトルに所属し世界大会準V。仙台育英高では1年春からベンチ入りし、2年春からエース。07年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。通算成績は90試合で32勝36敗、防御率3・66。179センチ、80キロ。右投左打。今季年俸1800万円。来季背番号は「123」

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