稀勢の里に横審から「激励」の“最後通告”。初場所出場も厳命

横綱審議委員による会合が行われた(前列左から3人目は八角理事長、後列右から4人目は北村正任委員長)
横綱審議委員による会合が行われた(前列左から3人目は八角理事長、後列右から4人目は北村正任委員長)

 大相撲九州場所後の横綱審議委員会(横審)が26日、福岡市内のホテルで行われ右膝を痛め5日目から休場した横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=に対し、横審の内規にある「激励」を決議した。委員9人全員が賛同した。また、来年1月13日に初日を迎える初場所(両国国技館)への出場も厳命された。

 これまでの休場では内規にある「激励」などは決議されておらず、進退問題に直面している稀勢の里にとっては厳しい“最後通告”となる。横審では出席委員の3分の2以上の決議で軽い順に「激励」「注意」「引退勧告」を下すことができる。出場を厳命されたことで来年の初場所は、稀勢の里にとって土俵人生をかけた大勝負となる。

 初日の貴景勝戦で右膝を痛めた稀勢の里は26日夜、部屋の千秋楽祝賀会に出席し、12月2日から始まる冬巡業について「前半は治療に専念して後半出られるように」と語った。初場所の出場について師匠・田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「いい結果を出せるように慎重に」と回復次第では休場も視野に入れている様子だったが、横審の意見は違った。稀勢の里は祝賀会の壇上で「来場所元気な姿で戻って来られるように治療して稽古に専念したい」と初場所の出場に意欲を示したが、結果が出なければ引退の2文字が浮上する。

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