【楽天】岸孝之、被災地の子どもたちに誓った「来年は優勝」

笑顔で子どもたちに説明する岸
笑顔で子どもたちに説明する岸

 楽天は25日、東北6県の18会場でシーズン報告会と野球教室を開催。岸孝之(33)、藤平尚真(20)両投手とルシアノ・フェルナンド外野手(26)は、宮城・名取市の閖上小中学校を訪れ、名取市内の小中学生90人に野球教室を行った。同市の名取北高出身の岸は、東日本大震災で大きな被害を受けた閖上での思い出を語り、来年は優勝してシーズン報告することを誓った。

 1人1人に丁寧に、岸はキャッチボールの基本を伝えた。笑顔に包まれた約2時間の野球教室。「僕はすごく楽しめました。みんなが楽しんでくれたら、よかったと思います。ずっと野球を好きでいてくれたらいいし、楽しく野球を続けていってほしい」と笑った。

 開催場所は、今年4月に開校したばかりの閖上小中学校。真新しく立派な体育館だった。旧校舎は東日本大震災の津波で、大きな被害を受けた。「僕も閖上には遊びに来ていた。父に釣りに連れてきてもらったり、泳げるときは海にも。高校のときはサボりついでに走りに来たり…。(被害は)聞いていましたし、新しいものが建っていて、ようやく、みんなの頑張りで、ここまで来られたんだなと思いました」と語った。

 シーズン報告の一環としてのイベントだったが、今季の悔しさも改めて言葉にした。「これは東北6県報告会ですけど、こんな成績では報告したくない。最下位になって、何の報告会でもない。優勝して報告しに来たいなと、すごく思いました」。チームとしての来季の巻き返しを、力強く宣言した。

 個人としては最優秀防御率のタイトルを獲得。日米野球では侍のユニホームにも袖を通した。それでも、何より求めるのはチーム成績だ。「来年は優勝、日本一になって、いい報告ができるように頑張ります」と直接、子どもたちにも語った岸。来季もマウンドに君臨し、チームを上位へと導いていく。(山口 泰史)

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