富山第一、雪辱!泣けたアベックV 金岡明監督「僕もちょっと涙が出ました」

2連覇を達成した富山第一男子
2連覇を達成した富山第一男子
6連覇を達成し、笑顔を見せる富山第一女子
6連覇を達成し、笑顔を見せる富山第一女子

◆バレーボール 全日本高校選手権 富山県大会最終日(23日、富山県総合体育センター)

 男女の決勝戦が行われ、富山第一が2年連続でアベック優勝した。男子は2年連続6回目、女子は6年連続11回目の全国大会出場。男子は、6月のインターハイ県予選決勝で敗れた高岡第一の攻撃を鉄壁の3枚ブロックで阻止。30得点を挙げたエースの三浦征峰(2年)の活躍などで3-1で雪辱に成功した。女子はセッター、東城美有紀(3年)を軸に、3-0で高岡商を下した。全国大会は来年1月5日から武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京)で行われる。

 富山第一男子が、涙の優勝を飾った。第4セットは、190センチのセンター、大前航世主将(3年)が豪快な速攻を決めてゲームセット。在校生が詰めかけたスタンドからは、色とりどりの紙テープが舞い込んだ。胴上げで宙を舞った金岡明監督(37)は「どんな形でも勝てたのは嬉しい。僕もちょっと涙が出ました」と喜びを爆発させた。

 6月のインターハイ県予選決勝での対戦では、最終セットで24-20と勝利目前だったが、まさかの逆転負け。「最後の1本を落としてしまった。その1本を全員で意識して練習してきました」と大前。この日は第3セットを落としたが、動揺することなく試合に集中。サウスポーの2年生エース、三浦が、切れのあるスパイクを連発して勝利に導いた。

 インターハイ予選後に導入したのが、3枚ブロックだった。「中学からバレーを始めた子が多い。レシーブ力がないので、サーブとブロックを強化してきました」と指揮官。最初は3人のタイミングが揃わず、1時間もブロック練習を続けたこともあった。苦労はあったが、声を掛け合い試行錯誤しながら、約1か月前に完成。大前は「ブロックのおかげで、得点を引き離せる。チャンスも増えました」と手応えをつかんだ。

 全国大会での目標は、4強以上だ。「まだ課題は残っているので克服したい。全国でも3枚ブロックを出します」と大前。自慢の鉄壁守備で快進撃を誓った。(中田 康博)

 ◆司令塔・東城、導いた

 富山第一女子は、司令塔のセッター、東城が軽やかなトスを繰り出し、チームを勝利に導いた。身長は157センチと小柄だが、ジャンプトスから速攻、移動、ツーアタックなど鮮やかな攻撃を連発。「攻撃はマークされていたが、コンビをいろいろと使えた。最後は技術より気持ちの部分でした」と東城。大接戦の第2セットも強気で攻め続けた。

 長野市出身で、裾花中3年の時にはセッターとして全国大会で優勝。高校1年の時には全日本ユース代表候補に選出された。選考合宿に参加し「レベル高い選手がいっぱいいたが、速攻に合わせることが出来た」と手応え。日韓中の交流大会にも出場して全勝するなど、海外経験も積んだ。

 「全国大会の目標はベスト8。持ち味を出して、一戦一戦、勝っていきたい」と東城。全国屈指の司令塔が、2年連続の8強入りを目指す。

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