羽生 ロシア杯SP一問一答「タラソワさんが立ってくださっていて。そこに向かって跳んでいった」

 フィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯(11月16~18日)で羽生結弦(23)=ANA=がSP110・53点、フリー167・89点、合計278・42点で第3戦フィンランド大会に続く優勝。2戦続けて世界最高得点を記録したSP後の一問一答。

 (会見)

 ―前の試合からここまで、どういった調整を?

 「ええ、フィンランドから今日まで、フィンランドからロシアの大会まで、思ったよりも時間がなくて、すごいコンディション整えるの大変だったんですけれども、大変なトレーニングをしたり、または、じゃっかん、ええ、じゃっかん、ええ、休憩に力を入れて過ごしたりとか、色々コントロールしながら、コンディション整えることを努力しました。ええ、結果的にまあ、今日は良かったので、まあ今日は良かったと言えるんですけれども、まあ明日また、しっかりベストな演技が出来るように調整したいなと思っています」

 ―ロシアにファンが多いが?

 「僕はこの戦いがもう4回目で。初めて来た時は、シニアに上がったシーズンだったんですけれども。その時にジュニアの男子のファン投票みたいなものがあって、それでロシアのファンに…、ロシアのファンの方々に選んでいただいた記憶が、すごくうれしかったなって。僕のスケートのルーツは、たどっていくとロシアなので、そういった意味でも、ここでいい演技したいなっていう気持ちも強くありますし。もちろん、明日のプログラムも、とてもロシアにゆかりのあるプログラムなので、明日も、ええ、ここロシアのファンの方々にも喜んでいただけるような演技をしたいなと思っています」

 (引き続き日本メディアの取材)

 ―サルコーは切れでスパーンと跳んだ感じ?

 「なんかでも、あのお、まあスコア以上に自分の感覚がすごく良くて。あのお、公式練習も出来なかったですし、フィンランドも出来なかったんですけど、あのお、降りた足でそのまんまカウンターしたりとか、自分でも納得できるような、あのお、トランジション? の方につなげられたので、すごく、満足してはいます。はい」

 ―初めてステップ、スピンすべてレベル4?

 「まあ今回のルールでは(笑い)。っていうか今シーズンは? このプログラムでは。まあ取れたので良かったなあとは。もちろんあのお、もうステップシークエンスに関しては今回、まあ無事取れるだろうというような想定はしていたんですけど。あのお、まあじゃっかん心配な所があって、それがフィンランドに出てしまったかな? っていう感じがあったので。それがしっかりこの1週間の間に、体調を整えながら、いろいろ調整出来たかなとは思っています」

 ―最後天井を見上げていたが。どんなことを考えていた?

 「ました? ははは。あんまり覚えていないです(笑い)。とりあえず、まあ、あのお、ま、今回、そのお、準備段階であんまりあのお、集中出来ていなかったりとか、まああのお、気合は入っているんですけど、ちょっと空回りしていたりとか、色々あったので。あのお、まあある意味、いい経験をさせていただいたなと思っていますし。まあ課題という意味で、いい経験をさせてもらったなと思っていますし。まあその状態でも、まあやっぱりサルコーとトウループの構成では、ええ、ノーミスすることが出来るんだなっていう、ある意味での自信になったりとか。本当に、もうシニア7シーズン目ですけれども…7シ…違う。もっともっともっとやってる。えっと…」

 ―9じゃない?

 「そんなにやってます!?」

 ―10年からだから。

 「9年目ですか。9年…9年もやってるんだ…そっか…はい。あのお、もう、なんか本当に毎年毎年、毎試合毎試合色んなことを感じて、色んなことを学んで来られているなと、いまだに新鮮な気持ちで試合に臨めているなと思います」

 ―会見で言っていた「休憩に力」って、具体的に?

 「ああなんか、あのお、日本語が出てこなくて(笑い)。なんて言ったらいいんだろうって。なんか、ブライアンとしゃべっていることが、自分の英語のボキャブラリーなので。なんて言えばいいんだろうってちょっと思っちゃって。言いたかったことは、そのお、もっとコントロールした練習をしたよっていうことなんですよね。そのお、なんか、ただ張り切ってダーってやるんじゃなくて、その一歩ひいて練習したりとか、そのお、しっかり追い込んだりとか、そういう日を、そのお、バランスよく配置して。ええ、まあ自分で考えているんですけど、だいたいは。そこをうまくやれたかなという感じです」

 ―それは時間?密度?

 「密度ですかね。だいたいその、やっぱ試合が終わると、急に調子が落ちるので。まあそこからどうやって上げていくのか、また体のコンディションをどうやるかっていうのはすごく考えました」

 ―点数については?

 「点数についてはまあ、ううん…まあ目標はとりあえず106…かな。106点。とりあえずフィンランドと同等くらい取れればまあ、自分的には満足かなというふうには今回の試合で思っていたので。まあ、頑張れたかなと思います」

 ―内容には満足?

 「でもやっぱりトウループぐらいついていることはぐらついているので。あのお、もっときれいに跳びたいなとは思っています」

 ―つまりそうなところを、うまくつないだ?

 「ははは(笑い)。でもフィンランドもやっぱり…まあでもフィンランドほど、なんだろう、フィンランドほどミスって言えるようなミスではなくて。まあ今回の演技くらいだったらノーミスって自分でも、まあ胸張って言えるくらいなんですけど。まあでもちょっとぐらついたところは悔しいなって思っています」

 ―サルコー、トウループの構成は安心感がある?

 「まあでも、ちょっとやっぱり感覚違いますね。あのお、やっぱり4回転、サルコーを最初に一発跳んで、スピン2本やって、アクセルトウループっていう構成が、すごくもうあのシーズンで慣れているので。やっぱりちょっと、難しいなって、思いますし。あのお、音楽自体も、そんなに速い音ではなくて。そのお、わりと、ゆっくりな曲。そのお、あまりエッジの音とか立てたくないですし、あまりゴリゴリ、スケートを滑らせたくもないので。そういったなんか、その、ジャンプにつながる部分の難しさというのも感じながら滑ってはいます」

 ―スコアのディテールについて?

 「あのお、今回のルールはGOE取れてなんぼだと思っているので。まあしっかりレベルも取れたし、GOEも取れ始めていますし。それはいい傾向だなとは思います」

 ―何点まで行く?

 「いやあもう、多分、これがマックスじゃないかなって。実質ほぼマックスじゃないかなって思います。この構成では」

 ―構成を上げることは?

 「ううん…でもまだフリーがきれいに出来ていないので。まずは、やっぱ、自分のなかでショートとフリーそろえてなんぼだと思っているので。しっかり、まずはそろえられるように。明日またしっかり、まあしっかり今日調整して、明日に向けてなんとかしたいなとは思っています」

 ―ステップはフィンランド以上に感情がこもっていたが?

 「あのもう、タラソワさんが立ってくださっていて。すごく見えて(笑い)。もうなんか、あのお、この、自分が、自分が、あこがれていたそのプログラムの一つの『秋によせて』『オトナル』の振り付けが、あのお、タラソワさんなので。やっぱ、どちらのプログラムもすごくロシアにゆかりがあって、その振り付けをしていた方が、こうやって立って見てくださるっていうのは非常にありがたいことですし。あと、もう一つ、うんとお、ロミオとジュリエット、昔のロミオとジュリエットの手直しをしてくださったロシアの方々がいて。その方々も、あのお、スタンディングオベーションして見てくださっていたので。まあ、そういった意味もあって、なんだろう、すごく、感情はこもったものになったかなと思います」

 ―オーサーコーチが美しかったと言っていたが?

 「ああでもなんか、今日ここに来る時に、わりとジャンプに集中しようって考えていたんですけど、どっちかっていうと、表現に振った試合でした。本当に指先だとか表情だとか、一つ一つのその音の感じ方っていうのをすごく大事にしたショートだったので。まあそういうのは、まあ自分のなかでも評価できると思いますし。まあ、これがずっと続くかといったら難しいところではあるんですけど、でも、その、表現面に関しては今日はすごくうまくできたかなと思ってはいます。はい」

 ―タラソワさんと夫妻はどこに見えた?

 「タラソワさんは、ステップのジャンプ跳ぶところあたりで。もう立って見てくださっているのがわかって。そこに向かって結構跳んでいって(笑い)。で、あとお、あのお、ボブリン夫妻は真ん中の、一番上の真ん中の席で。正面の真ん中の席。で、立って拍手してくださっていたので、あいさつの時に、ああ、ありがとうございましたってやっていました。はい。ありがとうございました。また明日よろしくお願いします」

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